開催レポ 海外支部「中東・アフリカ大会」

海外支部のイベントレポートをお送りします。

皆さま、こんにちは。
海外支部運営メンバーの美衣です。

4月7日(金)21:00より海外支部イベントを実施しました!

2022年11月アジア大会、2023年1月アメリカ大会に引き続いての第三弾

「中東・アフリカ大会」

中東、アフリカ地域にゆかりのある4名の方に登壇いただき、
ガイドブックには載っていない、目からうろこが落ちるようなお話をお聞きしました!

■内山 由依子さん(南アフリカ共和国)
20年前、アパレルのバイヤーとして世界を飛び回った後、南アフリカに日本の現地法人の立ち上げを担当されました。
当時はまだアパルトヘイトの名残があり、白人と黒人は、食事場所など分かれており、一緒に過ごすことはないこと。
地元のお店に入りたくとも「あなたにふさわしい場所ではない」と白人上司に言われたという、聞いたことはあるけれどリアルな人種差別に参加者一同衝撃を受けました。

■植松 教代さん(アラブ首長国連邦)
ご主人のお仕事駐在に帯同して9年間もアラブで過ごされた教代さん。
時間の感覚がゆるく、時間通りに行っても誰もいない・・・
そんな生活を続けてきた弊害(?)で、帰国してからも日本の時間通りの管理にご苦労されたとか。
アラブといえば「お金持ち」のイメージですが、一方で雨が降らないため雨には弱い。
家の造りが雨対応できておらず(笑)雨漏りすることがしょっちゅうという「お金持ちの国」らしからぬエピソードも聞けました。

■久國 尚美さん(タンザニア)
ボランティアでタンザニアのNPO法人で財務担当をされている尚美さん。
今回はご家族のキリマンジャロ登頂のお話をしてくださいました。
旦那さまと長男さん、次男さん(当時11歳)の3人が登頂され、かかった費用は一人当たり約20万円!
タンザニアのキリマンジャロ登頂時のきまりにより、ガイド、ポーター、コックを必ずつけること、結果荷物も持たずに登ればよいという「大名登山」システムが出来上がったとか。
とはいえ、6泊7日シャワーなし、11歳の男の子が高山病に苦しみながら5895mを登り切ったのは拍手です!

■Yamana Nahokoさん(ベナン)
海外で仕事をするには英語もしくは現地語を話せないといけないと思っていませんか?
ベナンに駐在中のNahokoさんは仕事での会話は日本語のみ!
現地スタッフは全員日本語を話すのだそう。
なぜなら、皆さんもご存知のタレントのゾマホンさんはベナンの方。彼が日本に滞在中に「教育は大切」と実感したこと、「日本人の精神をベナンの人に教えたい」として現地に無料の日本人学校を開いており、ベナンでは日本語を話せる人がいるのだそうです。ゾマホンさんすごい人だったのですね!
そしてアフリカといえばサバンナで動物たちが悠々と生活をしているイメージをしがちですが、実は現地の皆さんは動物は食用で飼っているヤギくらいしか見たことがないというびっくりエピソードも。
このように4名の登壇者のレアのお話を聞かせていただいた後は、全体交流タイム。
参加者、登壇者それぞれが興味のある、もっと聞いてみたい!という内容を質問し、あっという間に交流タイムが終了しました。

皆さまからのご感想は…
■現地に住まなきゃわからない話・働かなければわからない話が沢山聞けて、貴重なお話をありがとうございました。20年前はまだあった人種差別の話、いつまで続いていたんだろう…と気になりました。
■キリマンジャロ登頂がかなりリッチな旅行!ということ
■南アの差別の話も衝撃的でした!!アパルトヘイトがオランダ語ということも知りませんでした。
■今日の1番心に残ったこと、20年前は、白人と黒人が別々で食事を食べていた。。。
■やっぱりアパルトヘイトの傷跡がいつまでも残っていることがショックでした。南ア気になる。いつか行きたいです。
■私は大名登山という至れり尽くせり登山に驚きました。
■20年前でも黒人と白人がまだ別々にトイレや食事していたってのが、衝撃的でした!
■ベナンでは、だいたいヤギを飼っている、ということでした。場所によってペットの雰囲気が違うなと思いました。
■ゾマホンさんの無料の日本語学校!
■ゾマホンさんの日本語学校が心に残りました。アラブにいる間アフリカ行けばよかった!
■なほちゃんがゾマホンさんと働いている話も個人的に聞いておもしろかったので、今度また詳しく聞きたいです♪
■アフリカで日本語でお仕事しているということに一番びっくりしました!ゾマホン尊敬☆今検索していたら、「たけし日本語学校」というそうですね。尊敬していて、縁の深いたけしさんの名前をつけていることにも、尊敬の念をアフリカに持ち帰っているみたいで嬉しいです。
■なかなか聞けないお話ばかりで、皆さんのお話興味深かったですが、1番印象深かったのはゾマホンさん!
そして前回アメリカ大会からの恒例(?)となった「衝撃大賞!」は、
「ゾマホンさんの無料の日本語学校」に決定!!
(ベナン代表Nahokoさん受賞おめでとうございます)

このように、大変盛り上がった中東・アフリカ大会。
イベント担当リーダーとして、当初「登壇者は集まるのかな?」「皆さん、興味を持ってくださるのかしら…」と不安に思いながら進めておりましたが、そんな不安は不要で、イベントは成功しました!
私自身も中東・アフリカに知識がなかったため、参加者のひとりとして興味深くお話をうかがいました。

登壇者の皆さま、そして参加者の皆さま、ありがとうございました♡
次回は6月に第四弾ヨーロッパ大会を実施いたしますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね♪

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