ビジネス部門ライティング術ライターの吉田和歌子(wacoxxx)です。
新年度が始まる4月。企業や組織では、新たな人材が増えて活気づく季節ですね。と同時に、一から信頼関係を築いていくタイミングとも言えます。
数年前までは歓迎会や親睦会などが行われ、その後も職場で直接やり取りをしながらお互いを知り、信頼関係を築いていたことでしょう。ですが、リモートワークが一気に広がった今は?
リアル開催も徐々に増えつつありますが、イベントや仕事のやり取りはオンラインだけで完結することも多いのではないでしょうか。そんな中、圧倒的に重要性を増したのがメールやチャットなどの“テキストコミュニケーション”です。テキストコミュニケーションに求められるキーワードは、ずばり「スマート」と「カジュアル」。
もし、あなたが
- 気をつけているつもりなのに、コミュニケーションエラーが起こる
- メールを送ると、なぜか問い合わせの電話がかかってくる
- 部下や後輩、チームメンバーの考えてることが正直分からない
- 上司や取引先が忙しすぎて、うまくコミュニケーションが取れていない
- メールのやり取りに意外と時間がかかり、本来の仕事に集中できない
のいずれかに当てはまるなら、まず「スマート」かどうか確認してみましょう。
「一目で伝わり、すぐに理解できるメッセージか」そのためには「適切な内容(6W3H)が過不足なく入っているか」をチェックしてみてください。
※6W3Hの具体例については過去に掲載したこちらのコラムもご参照ください
次に「カジュアル」さです。テンプレート的なやり取りだけでは相手に親しみを感じてもらいづらいので、テンプレートを崩すカジュアルさも必要です。「スマートに、シンプルに」と言いながら矛盾するかも知れませんが、私が信頼関係を築くために大切にしているのは「+α」です。
わかりやすく言うと“ひとこと添える”。
「お加減はいかがですか?」
「娘さんのご入学おめでとうございます」
「台風の被害などございませんでしたか?」
など、些細なことで構いません。
ここにあるのは、「相手を知ろうとする、関心を持つ」という行為です。これはSNS発信にも言えることで、相手(読み手)に関心がない文章はそれが伝わりますし、何も響きません。
連絡は「スマート」に コミュニケーションは「カジュアル」に
信頼関係に繋がる、より良いコミュニケーションの一助となれば幸いです。
投稿者プロフィール
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“想い”を“言葉”に
その“言葉”が未来をつくる
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14年間の広告・編集業界を経て2018年にフリーに。
現役ライターとして活動中。
1,000人以上を取材してきた【取材力】で魅力を120%引き出し、ありありとイメージさせる【文章力】で心を揺さぶるのが得意。
10,000人以上の添削&修正してきた【ライティングスキル】を生かし、
個人起業家の《発信力アップ》をサポートするライティング講座を開講。
プライベートでは、元バックパッカーのマイペース夫とおじいちゃんのような5歳男児と悲喜こもごもを共にしている。
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