更年期の決め手は「ごきげん力」

ヘルスケア部門:更年期 ライターの山崎明美です。「更年期」、あなたはどんなイメージを持っていますか?

「更年期」がテーマのコラム1回目ですので、まず、基本的なことをお伝えしますね。

閉経前5年間と閉経後の5年間を併せた10年間を「更年期」といいます。日本産科婦人科学会によれば、『日本人の平均閉経年齢は約50歳ですが、個人差が大きく、早い人では40歳台前半、遅い人では50歳台後半に閉経を迎えます。』

さらに、早期閉経は40歳未満で自然と月経が来なくなり、閉経する方も約100人に1名程度います。
更年期の前の時期を「プレ更年期」ということがあります。この言葉は、医学的に定義されているわけではありませんが、性的に成熟してから、更年期が始まる前の時期を示します。

このプレ更年期には、女性ホルモンの分泌量は保たれているのですが、少しずつ減少する女性ホルモンによる”揺らぎ”が起きてくる時期とも言えます。30代半ばから40代前半頃といえるでしょう。

この世代では、仕事や家庭で変化が多い時期です。“なんとなく”不調を感じ始めたり、子宮内膜症や子宮筋腫といった病気がわかる・悪化することが少なくありません。ここまでのことを読むと、不安になる方がいらっしゃるかもしれません。でも、うまく更年期と付き合いながら、明るく、楽しく過ごすことは可能です。

それには、

◎ご自分の女性ホルモンの分泌状態、子宮・卵巣の状態を知っておく。
定期的な健診は有効です。

◎「今」から、日々をごきげんに過ごす「ごきげん力」を備えていく。
自分を楽しませる・喜ばせる・嬉しがらせることは、ごきげんに生きるコツです。
あなたのごきげんになる源は何ですか?複数持てるといいですね。

◎心身が休養できるクセ、習慣をつける。

自分のことが、一番後回しになっていませんか?
あなたを大切にできるのはあなただけ。休養には、スケジュール管理も必須ですね。今から、自分ファーストで休養できる暮らし方・仕事の仕方のクセ付けができるといいですね。次回は、更年期の症状、具体的な基礎的対策をお伝えいたします。

投稿者プロフィール

YamazakiAkemi
YamazakiAkemiパーソナルへルスコンシェルジュ®
保健医療、公衆衛生の世界で活動してきました。
この観点からみる、「どう生きるか?」という問いを、ずっとしているように思います。

「健康」は、何かを達成する”手段”です。

どんな状態のこころとからだも、変化がうまれます。
こころもからだも、(特定の場合を除き)、
したようになっていく、といえましょう。

自分を、自分が思うように、この世に活かしたいのであれば、
自身の心身にフォーカスする時間が必要ですし、大切です。

時々、自分のこころとからだをみつめ、整える、
このことを行う伴走者としての、パーソナルヘルスコンシェルジュ®です。

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そして、生き方の多様は、性の多様性でもあり、
国によっても、また時代によっても大きく捉え方が変わるので、
きちんと語る場を創って行くことの大切さを感じています。

社会の中のパートナーシップは、なんでも大切なものですが、
恋と愛と情のパートナーシップは素敵でもあり、
ときに人を悩ませます。
ことに、性が関わる時など。

大人がハッピーでいることは、次世代に影響していきます。
大人がハッピーでいるために、こころとからだの健康や性の健康は重要ポイントです。


私がこの道へ進む、そのきっかけは、自分の思いとは別なことから。
でも、それがいつしか自分の歩む道になっていたような。

だからでしょうか、
どう生きるのかを「考える」ことを、ずっとしてきたように思います。

「ものを考えるということを、しっかりやってみよう」と伝えています。
これは、自分の強さと弱さを味方に、しなやかに生きるヒントかもしれません。
パラレルキャリア専門エール通信

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