魅力的なプレスリリースに必要な“3つの力”②

ビジネス部門 「PR術」ライターの吉田和歌子です。
 
「もっと詳しく聞いてみたい」
「取材に行きたい」
「記事にしたい」
と、メディアの方が興味を持ってしまう
プレスリリースって何が違うの?


文章構成やテクニックももちろんだけど、
「こんな画が撮れそうだ」
「こんな話が聞けそうだ」
と、イメージさせることができるかどうかが
メディアの足を動かすポイントと言えます。
  
つまり、
プレスリリースの文章を読んで
自分が描いている画と
同じ画をイメージしてもらえるか?
ってこと。
 
 
それを叶えるために必要な“3つの力”のうち、
前回のコラムでは、
憑依力
についてお伝えしました。
 
今回は残りの力について
お伝えしていきますね。

二つ目は、想像力。
 
憑依力で相手になりきったうえで、
何を考え思っているのかを想像する力です。
 
プレスリリースの場合、
「メディア」とその先の「読者・視聴者」
の二段階で考える必要があります。
 
 
例えば、メディアになりきって、
 
・自分が伝えたいテーマに合っているか?
・そのテーマで問題解決の糸口となる情報か?
・社会性 × 地域性 × 限定性(旬)はあるか?
・読者や視聴者の興味を引くほどの新規性、話題性はあるか?
・この情報は、読者や視聴者にとって有益か?
 
を考える。
 
読者・視聴者になりきって、
 
・このテーマにおいて、今、何に困っているのか?
・ずっと気になっていることは何か?
・今、最も興味関心があることは何か?
・この情報を得て、どんな良いことがあるか?
 
などを想像する。
 
もしテーマに該当する読者層が身近にいるなら、
その人に聞くのが一番早いし、情報の精度が上がります。
 
ただ、この場合
「その言葉の真意は何か?」を
意識するようにしています。
 
というのも、言葉にできていないこと
もしくは、本人すら気づいてないことも
往々にしてあるからです。
 
表面的に出てきた言葉に加えて、
会話の端々に現れる言葉や表現に
真意や思考のクセが隠れていることがあります。
 
簡単ではないけれど、
そこを汲み取ってあげることができれば
読者・視聴者はもちろん、
メディアの方への説得力も上がります。
 
また、プレスリリースの確度を高めるために、
メディアの方に、
取材に至らない理由や
本来欲しいポイントは何か?とお聞きして、
フィードバックをいただくこともあります。
  
 
おっと、そこそこ長くなったので
3つ目の力は次回へ。
  
 
今回の“想像力”は、プレスリリースに限らず、
日常の発信やLP、告知文などでも大事なポイントなので、
ぜひ意識してみてくださいね。
 
今回の記事が、少しでも皆さんのPRの
お役に立てたなら幸いです。
 

投稿者プロフィール

吉田和歌子
吉田和歌子個人起業家 発信力サポーター
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“想い”を“言葉”に
その“言葉”が未来をつくる
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14年間の広告・編集業界を経て2018年にフリーに。
現役ライターとして活動中。
1,000人以上を取材してきた【取材力】で魅力を120%引き出し、ありありとイメージさせる【文章力】で心を揺さぶるのが得意。
10,000人以上の添削&修正してきた【ライティングスキル】を生かし、
個人起業家の《発信力アップ》をサポートするライティング講座を開講。
プライベートでは、元バックパッカーのマイペース夫とおじいちゃんのような5歳男児と悲喜こもごもを共にしている。
パラレルキャリア専門エール通信

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