みなさんこんにちは。
ライフスタイル部門「介護」ライターの荻野真由美です。
さて、この夏、ご実家に帰省したり、ご家族とゆっくり過ごされる人が多いと思います。
そろそろご家族の将来が気になる方は、この機会を有効に、
少しだけ意識を働かせてみてはいかがでしょうか?
■ご実家の周りの緊急連絡先を決めておく
誰しも、いざという時にパニックになって、救急車の呼び方や、
自分の住所などを伝えられなくなることがあります。
そうなることを防ぐために、あらかじめ、緊急時のことを想定しておくことは大切です。
最近は自然災害も多いため、年齢に関係なくご家族の避難場所や緊急時の連絡方法などを
お話ししておくことも大事かと思います。
ポイントは3つ!
① 救急車・消防車・警察などを呼ぶときの住所と呼ぶとき目印になるものを決めておく
②かかりつけの病院の名前、電話番号、所在地を聞いておく
③あなたやご家族の電話番号を紙に書いて電話の近くに貼っておく
電話やLINEなどのメッセージのやり取りでは
なかなか確認しづらいことなどを聞いてみましょう。
また、ご家族が高齢の場合、隣近所やご友人など、いざという時に、
手を貸してくれる方のことをお聞きしておくのもいいでしょう。
■ご家族が高齢者の場合
ご両親に介護や認知症の心配がある方は、ご自宅に戻られたとき、
暮らしぶりに変化がないか確認しておくといいでしょう。
例えば、冷蔵庫が整理されているか、領収書の支払いが滞っていないかなどを確認してみます。
特に認知症は、突然発症するわけではなく、少しずつ症状が現れてきます。
ですから、普段一緒に生活している人は、気づきにくいことが多いです。
同居されている方が「明らかにおかしい」と思ったときには、
かなり症状が進んでいることも少なくありません。
もともと、整理整頓されていた冷蔵庫の中に、
賞味期限切れのものが「いつもよりたくさん」入っていたり、
払っていない請求書が溜まっていたりすると、それは一つのサインです。
たまに会うからこどわかる変化がありますので、
「あれ?ちょっとおかしいな」と思ったら、それは何かのサインかもしれません。
とはいえ、もともとあまり整理整頓が上手ではない方は、この限りではありません。
たまに会うからこそ気づく僅かなサインや変化をキャッチしてみましょう。
楽しい夏休みをお過ごしください。
投稿者プロフィール
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介護福祉士✖️日本語教師✖️インドネシア在住10年
現在、海外に住む日本人に向けた介護コラムを執筆中。
「情報を制するものは介護を制する!」
遠い将来のことのように感じる「介護」
でも、いつかは直面する「介護」
だけど、なんだかわかんない「介護」
そんなKaigo を、みなさんにわかりやすくお伝えいきます。
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