マインド部門 瞑想ライター たなかえりです。
一日にどれくらいの時間、スマートホンやパソコンに向き合っていますか? もしよければ、一度、振り返ってみてください。
仕事でもプライベートでも、スマートホンやパソコンはなくてはならない存在。今は、そのような方が多いのかもしれません。近年は、コロナによってオンライン化が進み、さらにその傾向が強まってきているように感じます。オンライン会議やオンライン講座も増えてきました。仕事のスタイルが、現場からオンラインメインになった方も多いのではないでしょうか。
私自身も、毎日、オンラインでマインドフルネスの指導をしていますが、コロナをきっかけに、今の仕事のスタイルに変わりました。スマートホンやパソコンに向き合う時間が増えたことによって、これまで以上に不調を感じる人が増えてきています。目の疲れ、肩こり、腰痛、頭痛、疲れといった体の不調だけでなく、イライラなど心の不調を感じる人もいます。
そこで、今日は、仕事やプライベートで、スマートホンやパソコンが手放せない方に向けて、デジタル疲れを解消する「マインドフルネスストレッチ」をご紹介します。
マインドフルネスストレッチとは、その名のとおり、ストレッチにマインドフルネス瞑想を取り入れたもの。ストレッチをする場所がない、という人も大丈夫です。椅子に座ったままできます。忙しくて時間がとれない、という人も大丈夫です。仕事中でもできます。体を動かすことは苦手、という人も大丈夫です。難しい動きはありません。
マインドフルネスストレッチの効果
- スマートホンやパソコンから目を離すことで、目の疲れが軽減する。目を閉じて行えば、さらに目が休まるので、疲れ目や頭痛が楽になる。
- 体を動かすことによって、体の緊張が緩む。全身の血流も良くなるので、肩こりや腰痛が楽になる。
- 体の感覚に意識を向けることで、思考が休まり、頭がスッキリする。脳が休息するので、気持ちも落ち着く。
- 気づいている状態を保つことで、心が今ここに戻るので、その後の仕事などの集中力が高まる。
マインドフルネスストレッチのポイント
- 呼吸に合わせてゆっくり動く
- 意識しながら体を動かす
- 体の感覚に意識を向ける ←ここが大事!
マインドフルネスストレッチのやり方
- 姿勢を整える
- 深呼吸を数回して、リラックスする
- 自然な呼吸に戻す
- 意識的に体を動かしながら、体の感覚を感じる
例えば、
~肩まわし~
右肩をゆっくりまわす。
息を吸いながら肩甲骨を前から後ろに、息を吐きながら肩甲骨を後ろから前に。
反対まわしも、それぞれ5回ほど。
肩甲骨周辺の皮膚が引っ張られる感覚や、肩甲骨が動く感覚を感じながら行う。
左肩も同様に。
~首まわし~
首を前に倒してから、首をゆっくりまわす。
息を吸いながら首を前から後ろに、息を吐きながら首を後ろから前に。
反対まわしも、それぞれ3回ほど。
首周辺の皮膚が引っ張られる感覚や、頚椎が動く感覚を感じながら行う。
肩まわしは、肩甲骨を意識するといいです。
背中の緊張も緩みます。
首まわしは、首の根元を意識するといいです。
肩や胸や背中も楽になります。
デジタル疲れを予防するために、こまめにマインドフルネスストレッチを取り入れてみてください。長時間のオンライン会議やオンライン講座が続くときにもおすすめです。同じ姿勢を長く続けないことも大切です。時々、椅子から立ち上がってマインドフルに伸びをするだけでも、体や心がスッキリします。
デジタル疲れを解消することも大事ですが、たまにデジタルデトックスをするなど、意識的にスマートホンやパソコンから離れる時間もつくってみてください。スマートホンやパソコンによって、体や心がどれだけ疲れていたかに気づけると思います。デジタル疲れをしない対策をすることも、大事にしてくださいね。
投稿者プロフィール
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「職場のストレスマネジメント」と「企業の離職率対策などの健康経営」をサポート。ひとりひとりの健康が会社を支える!
一般社団法人マインドフルネス瞑想協会認定講師。企業・団体にてヨガ・瞑想の指導経験は豊富。
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