新しい働き方「在宅勤務」とは?

【ビジネス部門】キャリア部門ライターの山下いずみです。

コロナ禍3年目の夏、皆さんはどんな変化を感じていらっしゃいますか?転職支援に携わっている私が感じるのは・求人案件が増えた・転職を希望される方も増えた(1年前は「コロナが心配だから、落ち着くまで求職・転職活動は控える」という方が目立った)そして・在宅勤務を希望される方が増える一方、「希望されない方も増えている」という事実です。今日はこの理由と「Withコロナ時代、必要となるスキル」について考えてみたいと思います。

■在宅勤務のメリット、デメリット

皆さんご存じの通り、企業の働き方改革により「在宅勤務」オフィスに出社せず自宅で仕事をする働き方が定着しています。在宅勤務にはどんなメリットがあるのでしょう?

【メリット】

・出勤時間が不要、時間的制約が減った

・満員電車など通勤時のストレスがなくなった

・ライフワークバランスが取れるようになった

・静かな環境で作業できるようになり

 作業効率が上がった 等

現に、私の周囲では「在宅勤務導入」を機に“子育てがしやすそう、自然の近くで暮らしたい”等の理由で郊外に転居した身内・知人もいますし、良いことづくめのように見えますよね🍀

逆にどんなデメリットがあるのでしょうか?

・同僚とのコミュニケーションがとりにくくなる

・仕事と日常生活の切り分けが難しい

・水道光熱費の上昇

・運動不足・ストレス発散が難しい 等

いかがでしょう?皆さん思い当たる点はありますか?

「在宅勤務って最高!!

 通勤もないし人間関係に疲れなくていいし!

と言っていたのは最初だけ?!『月刊総務』の調査によるとなんと60%以上の人が在宅勤務の普及により「ストレスが増えた」と回答しているそうです。私も日々受けるご相談の中で

・コミュニケーションがとりづらい

・仕事と日常生活の切り分けが難しい

の2点が増えているのを実感しています。

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■コミュニケーションがとりづらい

これまでは対面で「ちょっといいですか?」とすぐに確認、相手の表情を見ながら共有できていたことが難しくなってしまったのです。既存の仲間・仕事であれば在宅でも問題なく仕事を進められるのでしょうが特に新しい環境・仕事だと「ちょっといいですか?」と気軽に質問できる関係になる前に在宅に突入、自宅PCの前でフリーズ、、、作業を先に進めることができず、後日上司から「なんでこれしか進んでいないの?自宅でサボってた?」なんて誤解されてしまうなんてことも💦

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■Withコロナ時代、必要となるスキル

私は「報・連・相」、もう一度基本に立ち返り「密なコミュニケーションを心がけること」がとても重要だと痛感しており転職が決まった方には、必ず「はじめの一か月はウザがられても(笑)

『ちょっといいですか?』となんでも質問すること!」とお伝えしています。

例:

会社の専用システムが動かなくなってしまった、

メールで指示されていることが理解できない、

登場人物の名前と役割がわからない、等々

これまでは「ちょっといいですか?」と

隣の人に聞いていたような、ささいなことです。

加えて

朝礼・夕礼(できればビデオ顔出しで)を開催、その日の行動予定や進捗状況を共有する機会があると尚良し◎です。

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いかがでしょうか。

いま在宅勤務で便利だけど、やりづらさも感じている」という方は、「ちょっといいですか?」、そして質問魔になることをオススメします!ご自身が心がけていること、企業側(人事ご担当等)で在宅勤務導入に際し工夫・自社で取り入れていること等ありましたらコメント欄で教えていただけると嬉しいです。

投稿者プロフィール

山下いずみ
山下いずみキャリアコンサルタント
『働くことは生きること』
人材エージェントで「企業」と「人」を繋ぐコーディネーターとして20年勤務、3000人以上の転職支援に携わる。
一方、個人では
「転職しなくてもいい」キャリア相談を実施中。
~しなきゃ、すべきの「正解思考」で頑張るアラフォー女性が、「~したい、しよう!」と自分の直感や可能性を信じて一歩踏み出せるようになることを目的にセッションを行っている。
1974年9月生まれ/神奈川県横浜市出身
趣味は野球観戦!待望のプロ野球も開幕、地元横浜DeNAベイスターズの優勝を願い、熱い声援を送る日々を過ごしている♪
パラレルキャリア専門エール通信

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