チャンスをつかむ人、逃がす人

ビジネス部門「キャリア」ライターの山下いずみです。
突然ですが、皆さん「たまたま」って意識したことありますか?大切にしてますか😊


今日は友人Mさんとのやり取りから

チャンスをつかむ人、逃がす人の違い✨

について考えたいと思います。

■「それ受けるとどうなるの?」の思考
前回
「転職はゴールではなく手段、
あくまで選択肢の一つなのね^^」
と納得したM氏。
(52歳男性、今後に不安を感じ転職思案中)
「俺にはどんな選択肢があるの?」と聞くので
私は
「自分で探すのが一番だと思うよ。
 よかったらこんなのどう?」と
あるワークショップへの参加を提案しました。


ワークショップの概要を聞いたMさんが発した一言
「それ受けるとどうなるの?」
私は「……」
言葉が出てきませんでした。
(以下、心の声)
…………………………………….
知らんがな💦
こういう話
同僚や友人とする機会って案外ないし
同世代の人がどんな悩みを抱いているのか、
どんなふうに行動しているのか、
知ると安心感や刺激をもらえるよね。
講師のOさんは
Mさんの10コ上くらい、
イケオジで人生楽しんでる感満載だし
未来に希望が持てるかもよ✨
と考え提案したんだけど、、、
どうなれるかまで、私には保証できないよ。
…………………………………….
「また気になったら紹介するから、
 いつでも声かけて」と、この話を終えた私。
なにか違和感が残りました。

■行動の結果、どうなれるかは??
もちろん、お金と時間を費やすのはMさんです。
Mさん自身が「キニナル✨」と感じ
「費用に見合う対価を得られそう!」と納得しなければ意味がありません。
私の提案が
Mさんのセンサーに反応しなかった、ただそれだけのこと。
まぁいいや。
自問自答しながら、私はあるキャリア理論を思い出していました。

■偶然が8割!
~「たまたま」が人生を決めている✨~
『計画的偶発性理論』
1999年に心理学者のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリア理論です。
漢字が多く一見難しそうですが
要は

「偶然見つけた、たまたま出会った●●」が
私たちのキャリアに大きな影響を与えている。

というもの。
※「偶発性理論」「プランドハプンスタンス」と検索すると出てきます。


皆さん、いかがでしょう?
これまでの転機になった出来事を思い出してみてください。
例えば
私が転職することになったきっかけは
たまたま書店で手に取った『とらばーゆ』。
目にした「探そう、仕事の、歓びを。」というキャッチに心奪われ、
気づいたら応募書類を提出、いまの勤務先に転職しました。


それから20年後、たまたまメルマガで見かけた講座が気になり申込むと、
企画・事務局を担当されていたのは当時『とらばーゆ』編集長だったKさん。
思いがけず
「あのキャッチで私の人生が変わりました!」と
↑のキャッチを採用されたご本人に報告することができました。
これって、、、よく考えると凄くないですか?!
別に私は
「自分の経験と適性を活かせる職に就くため、20代後半で転職する」
「転職後、キャリアコンサルタントの資格を取り、ライフワークとする」
「私の人生を変えた『とらばーゆ』の編集長を探し出し、ライフワークに出会えたお礼を言う」
と決めていた訳ではありません💦
たまたま、目の前にあったきっかけに
「なんかキニナル✨」と飛びついただけ。
でも、結果この「キニナル」が大きな転機に繋がったのです。

皆さんにお伝えしたいこと。
それは
「キニナル」を大切にすること。
なんかわからない、、、
けどワクワクする。キニナル。
そう思ったら、ぜひ飛び込んでみましょう!
きっとそこには
『偶発的に訪れるチャンス』が待っています。

タイパ(タイムパフォーマンス)重視の若者が増えているそうですが
キャリアのターニングポイントは自分以外から与えられるのが殆ど。
「自分に合わない」
「やりたいことと違う」などの理由ですぐやめてしまわずに
流れに身を任せているのも一つもしれません。
ぜひあなた自身の「キニナル」を大切にしてみてくださいね。


よかったらコメント欄で
皆さんの「たまたまエピソード」を聞かせてもらえると嬉しいです。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ステキな一日になりますように✨


投稿者プロフィール

山下いずみ
山下いずみキャリアコンサルタント
『働くことは生きること』
人材エージェントで「企業」と「人」を繋ぐコーディネーターとして20年勤務、3000人以上の転職支援に携わる。
一方、個人では
「転職しなくてもいい」キャリア相談を実施中。
~しなきゃ、すべきの「正解思考」で頑張るアラフォー女性が、「~したい、しよう!」と自分の直感や可能性を信じて一歩踏み出せるようになることを目的にセッションを行っている。
1974年9月生まれ/神奈川県横浜市出身
趣味は野球観戦!待望のプロ野球も開幕、地元横浜DeNAベイスターズの優勝を願い、熱い声援を送る日々を過ごしている♪
パラレルキャリア専門エール通信

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