スキルアップ部門《相手のモチベーションの保ち方》ライターの武村 有紗(たけむら ありさ)です。
今月から初めてコラムを担当させていただきます!本業である教育関係のお仕事を通して受験に向かって頑張る高校生・親御さんたちと接してきた経験から、「頑張る人をサポートする立場で、相手のモチベーションを保つためにどうすればいいか?」について、気付きをシェアしていきます。
コラムを読んでくださっている方の中には「モチベーションが上がらない」「やらなきゃとは思っているけど…」と一度くらいは悩まれた経験があるのでは?
本業でも、年間200回以上の学習面談で様々なお悩みを聞いてきましたが、この悩みは大人だけでなく、子どもも同じ。
「モチベーションが上がったらやるから!」と、つい言いたくなる気持ちもわかります。しかし、モチベーションは待っていても勝手にあがるものではありません。自分の意思だけでは、無理矢理あげることも難しいですよね…大人にも子どもにとっても悩みのタネである《モチベーション》そもそも… その正体は何なのでしょう??私が参考にしている、ある公式をご紹介します。
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モチベーション
=目標の魅力×危機感×達成可能性
(やりたい × やらなきゃ × やれそう)
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一般には「モチベーションの公式」と言われているものです。モチベーションを保つにはこの3つの要素のバランスが大事であり、どれか1つでも欠けていると行動を起こせないという考え方があります。
たとえば、受験におきかえてみると…
・「行きたい、魅力的」と思える学校である
・志望校は英語の配点が高いから、模試までに苦手な◯◯の文法を理解しなきゃ
・通学時間に1日◯分ずつ英単語を覚えるなら、無理なく続けられそう
このあたりの条件が揃うと
「何のために頑張っているのか?」
「どう頑張ればいいのか?」
が自分でも分かりやすくなり、いわゆる「モチベーションが高い」状態になります。もしお子さんや後輩の方などが悩んでいたら「やりたい」「やらなきゃ」「やれそう」のうち
・どの気持ちが足りていないのか?
・どうすれば補えそうか?
・他の目標や手段に変えるとどうか?
などを考えてみるように勧めてあげてください。「この気持ちがハッキリしたら、もっと頑張れそうだね!」などぜひ前向きな言葉を掛けてあげてくださいね!
次回は、モチベーションが上がりやすい『目標の上手な決め方』についてコラムをお届けします!最後までお読みいただきありがとうございました。
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