スキルアップ部門《モチベーション》ライターの武村 有紗(たけむら ありさ)です。
教育関係の仕事で、高校生・保護者さん・学校の先生方と接してきた経験から
「モチベーション」をテーマにコラムをお届けしています。
夢や目標を考えるとき、理想を思い描くとき
あなたはどんな言葉を頭に浮かべますか?
「こんなことを成し遂げたい」「これをやってみたい」などの『こうしたい(to do)』
あるいは、
「こんな人でありたい」「こんな状態で過ごしたい」などの『こうありたい(to be)』
どちら寄りの言葉が多いでしょうか。
人によっても、シチュエーションでも違います。
無意識にどちらも同時に考えている方もいるでしょう。
一方で子どもたちに目を向けてみると、「将来の夢は?」という質問に対して、
多くの子は「◯◯になる」「◯◯をする」など、to do型で答えようとします。
その方が思いつきやすいですし、答えやすいのでしょう。
しかしその名残りからか、ある程度年齢が大きくなってもto do型にこだわるあまり、
「私にはなりたいものがない」「やりたいことがない」と悩んでしまう人は多いようです。
実際に教育現場でも、高校生・大学生からたくさん同じ声を聞いてきました。
実はto do型だとなかなか答えられない子でも、
to be型だとすんなり答えられるケースがあるのです。
「困っている人に優しくありたい」「困難な事があっても諦めない」など。
「自分の好きな事を極めて、毎日楽しくワクワクして過ごしたい」だって、立派な目標です。
“to do型”と”to be型”
どちらが良いわけでも正しいわけでもありません。
大事なのは、本人にとってモチベーションに繋がること。

あなたの周りでも「夢や目標が思いつかない」と悩んでいる方がいたら、
声をかけてあげてくださいね。
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