《習慣化の秘訣》

語活仲間の皆さん、こんにちは。教養部門 語学習得法ライターの滝井のぞみです。
前回のコラムでは、「語活はしたいけれど、何だか続かない……。」という、語学習得コラムを書いている身でありながら恥ずかしい自分の現状をご報告しました。

その後どうなったかと言うと、実は毎日語活を継続することができています。忙しさを言い訳にして、語活に取り組めていなかった私が継続できるようになった秘訣について、今回はお話ししたいと思います。

継続の鍵……それは「習慣化」です。習慣化するための秘訣はいくつかありますが、私は《小さく始める》ということを意識しました。これは以前実践して効果を実感していたのに、今回はすっかり忘れていました。

《小さく始める》とは具体的に言うと、「あれもこれもやるぞー!」と自分にプレッシャーをかけすぎないということ。やる気を出して欲張りすぎない方が長く続きます。例えば「教科書を開く」「動画教材の再生ボタンを押す」などのスモールステップを、まずは毎日続けましょう。私は今回「語活用のアプリを立ち上げること」を目標にしました。スマホにインストールしたアプリのアイコンを押すだけ。これなら毎日できそうですよね。

「本当にそれだけでいいの?」と思われるかも知れませんが、人間の心理は面白いもので、本を開くと「ちょっと読んでみようかな」という気持ちになり、アプリを立ち上げれば「ちょっとやってみようかな」という気持ちなる。スモールステップがトリガーとなって、小さな「やる気」が引き起こされるのです。

スモールステップはできてもやる気が起きない日は、そこでやめてしまって大丈夫です。目標はあくまでも《毎日決めたスモールステップを行う》こと。実際語活に取り組めたかどうかは、ひとまず置いておきましょう。

「アプリを立ち上げる」といったスモールステップを毎日難なくできるようになれば、「アプリを実際に使う」といった語活に取り組む回数も増えていきます。しばらくすると今度は「アプリを使う時間」が少しずつ増え、最終的には語活を継続できるようになります。

急がば回れ!焦らずゆっくり進みましょう。そしてスモールステップができた際には、自分を褒めることもお忘れなく。

投稿者プロフィール

滝井のぞみ
滝井のぞみドイツ語公認通訳翻訳士/執筆家
ドイツ語公認通訳翻訳士/執筆家
◆ドイツ在住計17年のドイツ語公認通訳翻訳士
◆ドイツ留学についての著書『授業料ゼロ円留学』を出版
◆ドイツ・オランダ2拠点生活
◆インドア派の旅行好き
◆古いものやアンティークが大好き
(https://lit.link/nozomidoitsu)
パラレルキャリア専門エール通信

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