文末のバリエーションがリズムを作る

ビジネス部門ライティング術ライターの吉田和歌子(wacoxxx)です。特に、ある程度まとまった量の文章を書くとき、起こりやすい問題があります。

あなたも身に覚えがありませんか?
気付けば、同じ文末表現ばかり選んでいて、読んでみると単調な文章になっていたこと。

私もまさに今、電子書籍というかなり文章量の多い原稿を書いているのですが、油断すると同じ文末表現が続いてしまうときがあり、前後を見ながら調整しています。もちろん、同じ文末表現だからと言って、文章として間違っている訳ではありません。では、なぜ、違和感を覚えるのでしょうか。

それは、文章にリズムが無いからです。

過去の記事でもお伝えしてきた通り、読みやすい文章にはリズムがあります。そして、その心地よいリズムを作り出すのが、文末表現なのです。リズム感の無い“音痴文章”にさせないためにも、今回は文末のバリエーションをいくつかご紹介しましょう。

です・ます調

・・・です
・・・ます
・・・でしょう
・・・でしょうか
・・・そうです
・・・ません
・・・ました
・・・でした
・・・ましょう
・・・あります
・・・ありません
・・・されています
・・・言われています
・・・考えられます
・・・推測されます

だ・である調

・・・だ
・・・である
・・・だろう
・・・だそうだ
・・・だろうか
・・・だった
・・・ない
・・・かもしれない
・・・されている
・・・言われている
・・・考えられている
・・・推測される

上記に加え、体言止め(名詞で終える)を取り入れれば、かなりバリエーションは広がります。ご参考になれば幸いです。

PS.お気付きでしょうか。今回の記事は、一度も同じ文末表現が連続していないことを……^^

投稿者プロフィール

吉田和歌子
吉田和歌子個人起業家 発信力サポーター
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“想い”を“言葉”に
その“言葉”が未来をつくる
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14年間の広告・編集業界を経て2018年にフリーに。
現役ライターとして活動中。
1,000人以上を取材してきた【取材力】で魅力を120%引き出し、ありありとイメージさせる【文章力】で心を揺さぶるのが得意。
10,000人以上の添削&修正してきた【ライティングスキル】を生かし、
個人起業家の《発信力アップ》をサポートするライティング講座を開講。
プライベートでは、元バックパッカーのマイペース夫とおじいちゃんのような5歳男児と悲喜こもごもを共にしている。
パラレルキャリア専門エール通信

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