語学と筋トレの共通点

スキルアップ部門『語学習得法』担当の滝井のぞみです。
先日の情熱大陸で、元SMAPの森且行さんの回を見た方はいらっしゃいますか。バイクのレースで事故に巻き込まれ、大変な怪我をしてから復帰に向かうまでの密着取材。ものすごい頑張りに、夫とふたりでウルっときてしまいました。



途中、リハビリで痛そうに
歩く練習をしている森君を見ていた時、
私はふと、語活のことを考えてしまいました。

運動と語学という異なるジャンルではあるけれど、
リハビリって、語学に共通する部分があるなと。

🏃 🏃 🏃 🏃 🏃

語学は、

十何年も泳いでいなくても
水に入ったらすぐに感覚を取り戻す”水泳” のように、

こぎ始めたらすぐに
バランスのとり方を思い出す”自転車” のように、

一度習得したら忘れない体に染みついて離れない感覚

と思われている方も多いかもしれません。


でも、語学は、同じ運動でもどちらかというと
“筋トレ” に近い気がします。

ちょっと筋肉がついてきたなと思っても、
1か月2か月とやらなくなると、元通り同然になる。

プロのスポーツマンでも
怪我をして動けない期間が続くと
筋肉がやせて、歩くのさえ一苦労になる。

どんなに頑張ってつけた筋肉も
一度落ちてしまったら、取り戻すのに苦労します。

(森君の場合は、大怪我だったので筋力が落ちただけの場合とは
 比べ物にならない苦労だと思いますが)

語学もそれと同じで、
毎日コツコツと積み上げてきても、
しばらく使っていないと、簡単に衰えます。

たとえそれが母語であってもです。

でも、筋肉には、素敵な性質があるとのこと。

筋トレを始めたばかりの場合、
落ちた筋肉を取り戻すには
最初とほとんど同じくらい苦労するようですが、

ある程度まで鍛えた人の場合は、筋肉は “形状記憶” してくれていて、

トレーニングを再開すると、
ゼロから始める場合よりもかなりラクに
同じ筋力をつけることができるとのこと。

この点も、本当に語学とそっくりだなと思います。


水泳や自転車のように
すぐに感覚を思い出すことはできないけれど、

コツコツを再開すると前よりラクに習得できる。

とは言ってもやはり、衰えさせないことが一番です😊

でも、たとえブランクができちゃっても、
また再開すればいいだけのこと。

コツコツと続けていくことで
気がついたら
スッとセクシーに筋の入ったお腹を…
ではなくて、

語学力を❣身につけましょうぞー😙

投稿者プロフィール

滝井のぞみ
滝井のぞみドイツ語公認通訳翻訳士/執筆家
ドイツ語公認通訳翻訳士/執筆家
◆ドイツ在住計17年のドイツ語公認通訳翻訳士
◆ドイツ留学についての著書『授業料ゼロ円留学』を出版
◆ドイツ・オランダ2拠点生活
◆インドア派の旅行好き
◆古いものやアンティークが大好き
(https://lit.link/nozomidoitsu)
パラレルキャリア専門エール通信

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