お母さんが思わずやってしまう間違った免疫対策

ヘルスケア部門　免疫力ライターの久保田操です。
コロナウイルスのまん延で、最近は免疫に対する関心が高くなりました。皆さんは「免疫」についてどのくらいご存知ですか？

「情報が多すぎてかえって良く分からない」という声もよくお聞きします。そこで今回は「お母さんが思わずやってしまう間違った免疫対策」についてお伝えします。

お母さんにとって子供の免疫対策はとても重要。特に気を付けて欲しいポイントを3つお伝えします

１．除菌のやりすぎは逆効果？！子供を守るために必要な心がけ

皆さんは抗菌・除菌グッズをどのくらいお持ちですか？今はコロナ対策で除菌が推奨されているため、抗菌石鹸で手を洗った後に、さらにアルコール除菌する人もいます。清潔好きな方は「菌＝悪いもの」と考えがちですよね。

しかし、人の身体には「常在菌」という微生物がたくさんいて、肌のバリア機能を維持しているのです。過度な除菌や清潔すぎる環境で育った子供は、風邪をひきやすかったり、アレルギーを起こしやすくなってしまったり。無菌状態に近いと免疫機能が鍛えられず、逆に弱体化してしまう原因にもなります。自然の中での泥んこ遊びは、子供にとって最高の免疫トレーニング。免疫をつけて抵抗力を磨くようにしましょう。

２．マスクはすればいいわけじゃない！正しいマスクのつけ方

マスクをすることは感染予防として大切ですが、正しく着用していないと効果が薄くなってしまいます。これは大人でも子供でも同じこと。

＜マスクの正しいつけ方＞
・鼻の部分に隙間ができないようにする
・鼻と口の両方をおおう
・ゴムひもは耳にかける

子供は色々なものを触った手で口を触ったりするので、それを防止するためにも上記を心がけてください。

３．休日の寝だめはNG！疲れをとるには？

休日だけ昼過ぎまで寝ていたりすると、体内リズムが崩れ、自律神経も乱れてしまいます。結果として免疫力も下がってしまうことに。お休みの日でもいつもと同じ時間に起きる方が、かえって身体も楽になります。

いかがでしたか？今回お伝えした3つのポイントを参考に、少しずつできるところから改善してみてくださいね。