【ヘルスケア部門】免疫力ライターの久保田操です。
免疫力が低下すると、様々な病気のもとをつくってしまいます。今回は日常生活の中で見落としがちな3つの病気とその予防についてお伝えします。
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1.風邪やインフルエンザなどの感染症
どちらもウイルスによる感染症の1つです。ウイルスは低温で乾燥した場所で活発になりやすく、寒いと鼻や口腔内の温度が下がって、免疫細胞が不活発になります。体が弱って免疫力が低下していると、より一層かぜをひきやすくなるのです。
ㅤ ㅤ●予防のポイント
•外出時にはマスクを着用する
のどや鼻からウイルスを吸い込むのを防ぎ、口や鼻の温度を保つ。
•室内の湿度を50~60%に保つ
空気が乾燥すると粘膜の防御機能が低くなるため。
•うがいや手洗いをおこなう
ウイルスや細菌を洗い流すため。
2.食中毒
食中毒の主な原因は、「腸炎ビブリオ」や「サルモネラ属菌」などの細菌。梅雨から夏にかけては気温と湿度の両方が上昇し、細菌が繁殖しやすくなります。同じものを食べても、食中毒を起こす人と起こさない人、その違いは免疫力の差なんです。
●予防のポイント
・よく噛む
唾液に含まれる酵素は、殺菌効果が強いので、よく噛む習慣は大事です。
・ストレスを避ける
胃の中の胃酸は、最強の殺菌効果があります。しかし、胃の状態が悪かったり、ストレスがあると、殺菌効果が低下してしまうのです。
・カロテンの多い野菜を摂る
免疫力を維持するには、カロテンが有効。ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、ブロッコリーなどがおススメです。この他、調理器具の消毒や食品の衛生面のチェックは必ずやりましょう。
3.歯周病
歯周病は日本人の35歳以上の成人の80%がかかっているといわれています。口の中の常在菌が原因で歯垢を餌にして増殖し、歯周病が進行してしまうのです。そうなると、歯を支える骨が溶けて歯がぐらぐらするようになり、そのうち歯は抜けてしまいます。
歯周病も細菌感染により発症する病気の1つ。免疫力が低下すると歯周病菌の活動が活発になります。高齢になると歯周病のリスクも高まるのは、加齢によって免疫力が低下することが一因となっているのです。 ㅤ
●予防のポイント
・食後にきちんと歯磨きをする
歯周病菌の増殖を防ぐため。
・定期的に歯をチェックする
歯科医院で餌となる歯垢を除去してもらう。
・ストレスをためない
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今回は、免疫力の視点からかかりやすい病気と予防をお伝えしました。ぜひできることから実践してみてください。
投稿者プロフィール
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薬剤師歴約20年。心と身体のリズムを整えてあなたの健康改善をサポート
「じかん管理で健康をデザインする」Kindle出版9/17
~健康が当たり前の世界をつくる~
(https://ameblo.jp/spirit-misao/)
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