お腹の不調は自律神経と関係している?

ヘルスケア部門・自律神経ライターの久保田操です。
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あなたは普段お腹の調子は良い方でしょうか?
もし便秘や下痢気味だったら要チェックです。
今回は腸と自律神経の関係とその改善策についてお伝えしていきます。

日常生活の自律神経の乱れが腸の環境を悪化させたり、
逆に腸の不調が自律神経に影響を与えたり相互に影響を及ぼしているのです。


<お腹の不調の原因>
自律神経は自分が意識しなくても自動的に働いてくれる神経です。
内臓の働きはこの自律神経によってコントロールされています。
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あなたは緊張するとお腹が痛くなったり、下痢になるといった経験はありませんか?
過敏性腸症候群の方もいらっしゃるかもしれませんね。
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人はストレスを感じると交感神経が優位になり、バランスが乱れます。
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しかし、腸のぜんどう運動を支配しているのは副交感神経なので、
ストレスが溜まると腸の動きが鈍くなり便秘を引き起こします。
反対に神経性の下痢もストレスにより引き起こされるのです。
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こんな時は、自律神経のバランスを整えると腸の働きも良くなります。
逆に腸の働きを良くすれば自律神経が整うわけです。


今回は自律神経を整えて腸内環境を整える方法を見ていきましょう。
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自律神経のバランスを整え、腸の働きを良くするには、
主に3つの基本軸を意識するとやりやすいです。
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1.朝日を浴びる
朝日を浴びると気持ちいいも良いですよね。
体の中では「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンという物質が出てきます。
このセロトニンがすっきりと目覚めさせる、やる気を出させる、
自律神経のバランスを整えようと働いてくれるのです。
セロトニンは特に腸にたくさんあって、腸のぜんどう運動を活発にしてくれます。
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2.朝水を飲む
朝に常温の水か白湯を飲んで睡眠中に失った水分を補います。
そうすると、副交感神経の働きを高め、自律神経のバランスを保つことができるのです。
またコップ1杯の水を飲むと自然な便意を促すことができます。
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3.朝ごはんを食べる
朝ごはんを食べてすぐは交感神経の働きが高まります。
しかし、その後は副交感神経が働いて胃腸を活発に動かして消化吸収を促すのです。
3度の食事の度に自律神経がこうした動きをするので、胃腸の働きが活発化します。
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たったこれだけでも自律神経と腸が活性化し、
身体のスイッチが入って活動モードになります。
日々のストレスのリセットは朝の過ごし方で決まります。
ぜひ習慣にしてくださいね。
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今回で1年続いたコラムを一旦お休みします。また時期を見て復帰したいと思います。
これまでコラムをご覧頂いてありがとうございました。


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投稿者プロフィール

久保田操
久保田操健康リズム・カウンセラー
薬剤師歴約20年。心と身体のリズムを整えてあなたの健康改善をサポート
「じかん管理で健康をデザインする」Kindle出版9/17
~健康が当たり前の世界をつくる~
(https://ameblo.jp/spirit-misao/)
パラレルキャリア専門エール通信

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