「私がこんなこと書いてもいいのかな?」病のあなたへ Part2

ビジネス部門 ライティング術ライター 吉田和歌子です。「記事を書いたのに、投稿できない」SNSで投稿するとき意外と多いこのお悩みに、前回は一つ目の対策をお伝えしました。

【対策1】投稿する直前は絶対に他の人の投稿を見ない

こちらは以下の理由のうち、主に5への対策と言えます。

  1. 同業者と比べてしまう
  2. 先生・師匠の目が気になる
  3. 見直すと修正が止まらない
  4. 投稿のタイミングを逃した
  5. 不意に自信がなくなる

今回は、主に1·2への対策をお話しします。

【対策2】同業以外の人に聞いてみる

「不意に自信をなくすとき」って、特に同業者や先生・師匠の目が気になってしまったときではないでしょうか。そんなときこそ、

「こんなこと、言われなくても皆知ってるんじゃないかな」
「これって本当に価値ある情報なのかな?」
「あの人が書いてる記事に比べてダメだ…」
「習ったことと間違ってないよね?」
「私がこんなに偉そうに書いていいのかな?」
「もっとできる人がたくさんいるのに、私なんてまだまだ…」

などの“心の声”が発動しやすいように思います。

この“心の声”が発動してしまう気持ち、よくわかります。私も以前はありましたから。ただ、少し厳しい言い方をすると、これらの声って“自分”にフォーカスしているとも言えるんです。「こんなこと書いて、未熟って思われたら嫌だな」「私よりできる人はいるのに、偉そぶって見えないかな」の裏返し。”自分がどう見られるか?”を気にしているとも言えるんですね。これは私自身も経験したことで、以前のメンターに言われハッとしたことです。

そんなときは、思い出してみてください。

  • あなたが届けたい相手は、誰ですか?
  • あなたが助けたい相手は、誰ですか?

恐らく、過去の自分と同じような境遇の人や自分は得意な分野が苦手な人に、

「少しでも役に立てば」
「少しでも励みになれば」

そんな想いで発信を始められたんじゃないかなと思います。いわゆる“ターゲット”ですよね。彼らにとって、一歩でも半歩でも先をゆくあなたの情報は何かしら気付きや学びがあるはずです。改めてその人のことを真剣に考えれば考えるほど、「伝えてあげたい」の気持ちが湧きおこり、自分がどうのこうのはどうでもよくなったりします。

でも同業者の中にいると最初の想いを忘れがちになったり、「専門家あるある」で、当たり前すぎて価値がないと思い込んでしまう場合も多いように感じます。だからこそやってみてほしいのが、「同業者以外に聞いてみる」です。

ターゲットに近い人なら、なおさら良いでしょう。あなたにとって“当たり前”のことが、当たり前じゃないということに気づけるはずです。「え?こんなことが役に立つの?」「え?これって皆知ってるんじゃないの?」そんな風に思えたら「やった!」です笑。

それでも発信前に怖気付いてしまうなら、前回の「対策1」をお試しください。大丈夫。あなたが小さくても志を持っているのなら、あなたの発信を必要とする人は必ずいます。少しでも発信に対するハードルが下がってくれたら嬉しいです。次回は、対策3についてお話ししますね。

投稿者プロフィール

吉田和歌子
吉田和歌子個人起業家 発信力サポーター
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“想い”を“言葉”に
その“言葉”が未来をつくる
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14年間の広告・編集業界を経て2018年にフリーに。
現役ライターとして活動中。
1,000人以上を取材してきた【取材力】で魅力を120%引き出し、ありありとイメージさせる【文章力】で心を揺さぶるのが得意。
10,000人以上の添削&修正してきた【ライティングスキル】を生かし、
個人起業家の《発信力アップ》をサポートするライティング講座を開講。
プライベートでは、元バックパッカーのマイペース夫とおじいちゃんのような5歳男児と悲喜こもごもを共にしている。
パラレルキャリア専門エール通信

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