語活(ごかつ)おすすめ法 Part1

教養部門『語学習得法』語学習得法担当の滝井のぞみです。今回は、私の語活(※)おすすめ法について。

語活(ごかつ)とは、外国語習得を目指して語学とたわむれること。「勉強」ではない語学との
付き合い方として「語学学習」に代わる造語。
(前回のコラムでネーミングを募集して、 使わせていただいてます! ありがとうございます😊

私の語活おすすめ法その①は、《独り言》です。

せっかく新しい単語や表現を覚えても、なかなか使う場がない…なんて思っている方!独り言、ジャンジャン言っていきましょう!

独り言にあまり良くないイメージを持っている方もいるかもしれませんが、語学習得においては、効果絶大!外国語が上達する人はみんな使っている方法と言っても過言ではないかもしれません。私自身、実際にこれでかなり語学力がアップしたという、おすすめの方法です。

語学習得のキーは反復です。単語を覚えて「知っている」文法を知識として「知っている」という段階から、実際に「使える」「とっさに出てくる」までもっていくためには、知識をインプットするだけでなく、やはり何度もアウトプットすることが大切になってきます。

でも、アウトプットって、なかなか機会が少ないのも事実。そこで役立つのが《独り言》なんです。自分を相手にアウトプットなら、24時間365日!どこにいてもできます。具体的に、独り言にどんなメリットがあるかというと…

◎言葉が口に馴染んでくる知っている単語や表現でも、いざ言おうと思うと、かんでしまったり発音がうまくいかなかったり。最初の一歩は、想像しているよりうまくはいかないものです。独り言で何回か反復することで言葉が口に馴染み、言いやすくなってきます。

◎言葉の瞬発力がつくあれ知ってるんだけどな、なんだっけ。と、なかなか言葉が出てこなくてもどかしく感じること、ありませんか。これも《独り言》の練習で解決できます。

◎何が言えないのか気づく独り言で練習していると、言いたいのに言えないことが出てきます。これ、実は大チャンス!言いたいのに言えないことって、記憶に定着しやすいんです。どうやって言うのか、Googleで検索して早速独り言で練習してみましょう。独り言で何を話すかは、本当に自由!

たとえば…

  • 今ふと思ったこと・自分の行動(今、過去、これから)
  • 目に入ってきたこと(他の人の行動や、出来事について)
  • 自己紹介

などなど、実際に自分が使うシーンを想定して話してみるのもいいかもしれません。

独り言が弾まないときは、今言ったことに対して
5w1h (why, what, when, where, wo, how )
で自分に質問してみてください。

くだらないことでも全然OK!話すことを練習するのが目的です。そうやって慣れていくことで、実際に話す!となった時には、すでに《独り言》でこなれた自分でリラックスして挑めるかもしれません。

投稿者プロフィール

滝井のぞみ
滝井のぞみドイツ語公認通訳翻訳士/執筆家
ドイツ語公認通訳翻訳士/執筆家
◆ドイツ在住計17年のドイツ語公認通訳翻訳士
◆ドイツ留学についての著書『授業料ゼロ円留学』を出版
◆ドイツ・オランダ2拠点生活
◆インドア派の旅行好き
◆古いものやアンティークが大好き
(https://lit.link/nozomidoitsu)
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