「働く喜び」を感じるために必要なもの

キャリアコンサルタントの山下いずみです。
「今日の仕事は、楽しみですか?」JR品川駅に掲示されたこの広告が「見た人を傷つける」「楽しみでなくても、しなくてはならない仕事はあるのに💦」と炎上。その日の午前中に広告が取り下げられたことがありましたね。

今日の仕事は楽しみですか?

そう聞かれたら皆さんなんて答えますか?

今朝の私の回答。確かに楽しみばかりでは、ない。朝いちで取引先に連絡、今日が最終締切のデータを至急送ってくれるよう催促しなくてはいけないし、求職者の方へ、先日の面接について不採用だったことをお伝えしなくてはいけない。

でも、だからといって「朝から傷つく!」と大騒ぎするのは違う気がするし、なんだかさみしいな。もっと違うところにエネルギー使いたいな(笑)

さてさて。ここで「仕事と喜び」に関する興味深いデータを見つけたのでご紹介しますね。
※リクルートワークス研究所が年に1回実施している

「仕事に関するアンケート」2013より

働くことに「大きな喜び」を感じたことのある人は63.1 %。年代別にみると、年齢が高い人のほうが
「大きな喜び」を感じた経験が多い様子。様々な経験をするなかで私たちは「喜び」を味わう瞬間を積み重ねているのでしょうね。また全体的に男性よりも女性のほうが多く気になる年齢別では

  • 女性35-44歳の63.5%
  • 女性45-54歳の73.2% 

が働くことに「大きな喜び」を感じているそうです。エール世代、喜び味わってますね♡

「働くことの喜び」を感じる瞬間ってどんな時?

直近1年間で「働く喜びが増えた」と答えた人に理由を聞くと

  • 良い後輩たちに恵まれ、毎日が楽しい、職場の雰囲気がよい
  • 忙しい毎日ではあるが、やりがいと充実感を感じられる
  • (以前は)できなかったことができるようになった
  • 病気をしたことによって、健康に働ける喜びを実感した
  • 任せられる仕事が増えた
  • 収入がよくなった
  • 自分らしく働けている
  • 必要とされていると思える
  • 目標がある

等々。

皆さんはこれらのコメントをご覧になってどう思われましたか? 私が率直に思ったのは「大きな業績をあげた、昇進したとかではなく日常のささいなことの中に『仕事の喜び』はあるんだな。自分で気づけるか、感じられるかが大切なんだ♡」ということ。

なんだか嬉しくなりました。また

  • 自分のやりたいことは何か
  • 自分の持ち味は何か

この2つの問いに対する答えが明確になっていればいるほど、より働く喜びを感じることができるそうです。この2つについて私は今すぐ答えられるかな ^^
皆さんと一緒に考える機会を作ってみたくなりました!

抜粋ではありますが「働く喜び」は特別なものではないこと、日々の仕事のなかで気づける、味わえることを知るきっかけになったら嬉しいです ^^

皆さんの「働く喜び、こんな時に感じたよ!」等ありましたら、ぜひコメント欄で教えてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今日もステキな一日になりますように

投稿者プロフィール

山下いずみ
山下いずみキャリアコンサルタント
『働くことは生きること』
人材エージェントで「企業」と「人」を繋ぐコーディネーターとして20年勤務、3000人以上の転職支援に携わる。
一方、個人では
「転職しなくてもいい」キャリア相談を実施中。
~しなきゃ、すべきの「正解思考」で頑張るアラフォー女性が、「~したい、しよう!」と自分の直感や可能性を信じて一歩踏み出せるようになることを目的にセッションを行っている。
1974年9月生まれ/神奈川県横浜市出身
趣味は野球観戦!待望のプロ野球も開幕、地元横浜DeNAベイスターズの優勝を願い、熱い声援を送る日々を過ごしている♪
パラレルキャリア専門エール通信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です