マナーやファッションを通してトータルであなたをプロデュースするマナー&印象クリエーターの砂田ちなつです。
最近立て続けにパンやケーキのいただき方のご質問をいただきましたので、今日はその中のパンのいただき方と注意点についてお伝えいたします。
日ごろレストランでパンを頂いていても何気なくいただく事が多いのですが、いくつかのポイントを知っていると困りません。
基本的な食べ方
基本的には右手でいただくパンは大きな塊で出てくることが多いので、そのまま1口で全部食べきるには難しいサイズです。そこで、少しずつちぎっていただきます。その時にも大きさは1口でいただける大きさにちぎって、右手でいただくようにします。理由は宗教や文化によって左手は不浄の手としていることがあるからです。
バターを塗るときの注意点
上記のお話に繋がりますが、バターを塗る際、ほとんどの方が右手でバターナイフを使ってバターを塗り、そのままバターを塗ったパンを口に運ばれていますが、これを一旦、右手に持ち替えていただくようにします。左利きの方はバターを塗ったパンの塊は右手にあるのでそのまま口に運びますが、その時はきちんとバターナイフをお皿に置いてから口に運んだ方が丁寧な印象になります。ㅤ
クロワッサンのいただき方
クロワッサンは何層にもパイ生地が重なって焼かれておりサクサクで美味しいですね。そこで一番困るのが、このサクサク感があることでパンくずが落ちやすいという事です。その際はクロワッサンの縦に入っている溝に沿ってちぎっていただく事、さらにお皿の低い位置でちぎるとパンくずが散らばりにくいです。ㅤㅤ
バゲットのいただき方
バゲットも同様に軽く焼かれたバゲットも、パンくずが散らばりやすいですね。こちらもクロワッサン同様にお皿の低い位置でちぎるようにするか、お料理のお皿の上でちぎることによってパンくずでテーブルを汚しにくくします。レストランだとデザートの前にきれいにお掃除をして頂けるので、パンくずでテーブルが汚れてしまってもご安心ください。ㅤㅤ
パン皿が無い時の対応
時々、バスケットにまとめてパンが入っていてパン皿がない時は戸惑いますよね。ご安心ください。その際はテーブルの左上にそのまま置いてください。ターブルクロス、又はランチョンマットが敷いてあるという事はその上は全てお皿と同じくらいきれいだという意味になっています。お料理のお皿の脇などにパンをちょこんと置かれるよりも、テーブルクロスの上にパンを置かれるとお店の方も一目置かれます。
ソースと共にいただく時の注意
ソースやスープに付けてパンをいただく事もありますが、正式な食事の場面では控えられることをオススメいたします。とても嫌がられる方もいらっしゃるので、一緒にお食事をされる方やレストランの格などに合わせて判断していただければと思います。私がテーブルマナーを学んだ際に先生は一番おオススメできない行為だと仰ったのですが、お友達との食事などでカジュアルな食事の際に周りの方がされていれば、それに合わせるのも私は思いやりだと思っています。
今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました。コラムに取り上げるテーマのリクエストもお待ちしております!今回の特典動画は、コートやジャケットの着るときの注意点をお伝えしています。
投稿者プロフィール
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◆女性をファッション、マナー、メイク、立ち居振る舞い、プロフ写真撮影からマインド設定まで“砂田ちなつ流 オールインワンブランディング”でサポートし、『なりたい』自分にブラッシュアップできるサロンオーナー
◆趣味は旅行で、18か国 52都市を今までに訪問
◆フランス、イタリアなどの大使公邸でのパーティーやお茶会へも毎年参加
◆戦略的SNSブランディンディングの専門家
集客を不要にする継続サポート納品中
◆エールプロジェクトbyパラレルキャリア推進委員会
ライター「グローバルマナー部門」担当
(https://www.a-juillet.com/)
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