オンライン環境で魅せて輝くために 第1回

ビジネス部門 伝え方(オンライン)ライターの山形亜裕子です。
私は、ビジネスにおける〈良い印象の伝え方〉について、皆さんと一緒に確認、シェアしていこうと思います。

エールプロジェクト

自分自身の魅力を「正しく伝える」には?

話し方はもちろん、服装、髪型、機材等々、さまざまなポイントがありますよね。すっかり日常に浸透しつつあるオンラインの環境は、アナウンサーがテレビ画面から視聴者の方に情報をお伝えしているのと同じ状態。オンラインの環境で魅せて輝くために必要なことを、私達アナウンサーが気を付けているポイントなども交えながら、ご紹介していきます。

第1回 イヤホンマイクについて

新型コロナウイルスの影響が続き、外出先では「マスクをする」「手指のアルコール消毒」「入店前の体温チェック」などが当たり前になりましたね。様々な事に配慮しながら、 少しずつ日常を取り戻しつつありますが、まだ会議や授業はウェブ上で、 という方も多いかもしれません。就職の面接試験が最終試験を除き、オンラインとなっている会社も数多く見受けられます。

そこで、扱いに慣れてきたオンライン環境について。改めて見直してみることで、より良い環境になりますよう・・・数回にわたって“おさらいポイント”を挙げてみようと思います。

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レッスンの際に「イヤホンマイクは、ワイヤレスマイクの方が良いですか?」と質問されることがあります。新型のノートパソコンでは、「イヤホンマイクを使わなくても、クリアに音声のやり取りができる」と謳っているものもありますが、パソコンの内臓マイクは音声に特化した機能ではなく、収音範囲が広いのでメモを取ったりすると、ペーパーノイズなども拾ってしまう可能性があります。その点においては、外付けのイヤホンマイクが効果的かもしれません。では、イヤホンマイクは 〈有線〉〈無線〉どちらが良いのか・・・。これについては一長一短です。

〈有線〉の場合

音はクリアに聞こえて良いと思います。注意するポイントは、顔回りの音を拾わないようにすること。マイク部分が髪の毛や洋服、そしてアクセサリー(イヤリング、ピアス、ネックレスetc・・・)などに当たらないように。
ちなみに、ニュース担当のアナウンサーは、出来るだけ揺れるタイプの耳飾りをつけないようにしています。それは金属音を拾ってしまうかもしれないから。ネックレスも出来るだけ音の出ないシンプルなタイプをつけています。
当たり前かもしれませんが、今一度、確認を。

髪の毛をかきあげる仕草が習慣になっている方は、その仕草の音も拾ってしまうかも。ノイズになっていないか、気をつけましょう。

ヘッドセット型のマイクを使っている方もいらっしゃいますね。声の収音、相手の音声に集中するという意味では、ヘッドセットマイクはベストと言えるかもしれません。ただ、ヘッドセット型は、画面から受けるイメージが少し堅苦しい感じになるかも・・・。ご自身の〈相手に見せたい印象〉と〈画面上の姿〉は合っていますか・・・。機能は大事、ですが。画面から与える印象作りも忘れずに。

〈無線〉の場合

線がないので、ノイズを拾う可能性がグッと減り、便利だと思います。ワイヤレスイヤホンの場合に注意するのは、充電です。私の経験ではリモートレッスン中に、生徒のイヤホンの充電が切れそうになったり、急に音声の送信感度が悪くなることがありました。マメに充電チェックを、忘れないでくださいね。

今回はイヤホンマイクについておさらいをしてみました。
もちろん!どんなに音の感度の高い機材を使っても、ボソボソ・・・モゴモゴ・・・と話してはいけません。聞き取りにくい声は、相手にとってイライラ、ストレスのもと。マイナスイメージにつながりかねません。普段、お話するよりもハッキリと、伝わる声を出すようにしましょう!!

投稿者プロフィール

山形亜裕子
山形亜裕子元テレビ東京アナウンサー/神戸アナウンススクール代表/プレゼン・スピーチトレーナー
元テレビ東京アナウンサー/神戸アナウンススクール代表/プレゼン・スピーチトレーナー

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