オンラインで魅せて輝く 第6回:会話のスピード

ビジネス(伝え方)部門 山形 亜裕子です。
今回は「会話のスピード」についてお伝えします。

オンラインと対面、会話のスピードを使い分けていますか?

私達、アナウンサーは、ニュースの内容によって原稿を読むスピードを使い分けています。【時事ニュース等】は耳で聞いているだけで老若男女問わず、全ての方に内容が正しく伝わるように、ゆっくりと。【スポーツニュース】は、その競技のリズムを活かすように少しペースを上げて。【朗読、ナレーション】は、その世界観を表現できるペースで。

Zoom等、オンラインで顔が見えている場合、つい、油断してしまいますが、抑揚と緩急は丁寧に確認すべきポイントです。オンラインでは回線の接続状況等で、不明瞭な音声になりがちですが。大勢でのミーティングの場合、「発言が聞き取りにくい」と声をあげるのを躊躇される参加者の方がいらっしゃいます。「聞き取れないのは私だけかも・・・」と思われるようです。

ご自分がホストスピーカーとしてお話される際には「私の話すスピードが“速いな・・・」と思われましたら、チャットでも構いませんので「もう少しゆっくりと話してください、とお伝えください」と、一言、付け加えましょう。

~ 心地よい会話のスピード ~

それは話す側だけでなく、聞き手の側にとっても大切です。その場の空気感を共有できないオンラインだからこそ、相手の状況を丁寧に汲み取れるようにしたいですね。

さて。6回に渡り《オンラインで魅せて輝く》というテーマでコラムを担当させていただきました。いかがでしたでしょうか。毎回、皆様からの“いいね”やコメントが大きな励みになりました。ありがとうございます!

私のコラムが少しでも皆様のお役にたてましたら幸いです。来年はエール内の共同出版プロジェクトに参加させていただく予定です。

投稿者プロフィール

山形亜裕子
山形亜裕子元テレビ東京アナウンサー/神戸アナウンススクール代表/プレゼン・スピーチトレーナー
元テレビ東京アナウンサー/神戸アナウンススクール代表/プレゼン・スピーチトレーナー

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