PRライター植竹希です。
そもそも企業の広報担当者や個人起業家が広報活動を
するのは何故でしょう。
「雑誌やメディアに取り上げられる」
⇓
「有名になる」
⇓
「売上が伸びる」
こんな図式をイメージしているのかもしれません。
自分のクライアントには
はっきり申し上げているのですが
広報活動で急激に売上が伸びることはありません。
むしろ、広報=売上
を信じているのなら
広報活動は行わない方が良い。
例えば、あなたが◇◇新聞に取り上げられたとしましょう。
嬉しいですよね。
「あーよかった!!(終了)」
これ、絶対NGです。
むしろここからが勝負。
広報活動の開始です。
・記者に取り上げられた記事のお礼
・タイミングを見計らい次回のお知らせとアポイント
・オンタイムで自社メディア、外部メディアで拡散
・メディアファイルにファイリング。いつでも持ち出せるようストック
広報活動は
短期的な売上施策ではなく、
長期的な売上をつくるための資産づくりなのです。
想像してみてください。
会社の紹介をしていて、
その会社や経営者が取り上げられている
メディアの実績を提示できれば
信用力がグッと上がるはずです。
この資産づくりを継続できずにやめてしまったら、
メディア露出も単なる時間の無駄遣いになってしまいます。
あくまでも私の経験上ですが、
この“コツコツ”を続けられない企業が何と多いことか。
後々ボディーブローみたいに効いてくるのに、勿体ない!
この広報視点、実はあなたの「スキル」「実績」とも似ています。
コツコツ重ねてきたことは何ですか?
何なく、無理なくデキること、頼まれることは?
それは間違いなく、あなたの資産、財産です。
いつでも引き出せるように棚卸、ストックをしておきましょう。
投稿者プロフィール
最新の投稿
- スキルアップコラム2022年3月11日勇気とパワーをもらえる名言
- スキルアップコラム2022年2月14日広岡浅子 ~快活さと知的さを兼ね備えた「明治時代の女傑」~
- スキルアップコラム2022年1月19日ローザ・パークス~公民権運動のきっかけをつくった勇気ある女性~
- スキルアップコラム2021年12月30日北政所 ~秀吉を出世させたイメージ戦略~