ライティング術ライターの吉田和歌子(wacoxxx)です。
これまで「読んでもらえない文章に潜む、共通点」として、
1. 読まない(Not Read)
2. 信じない(Not Believe)
3. 行動しない(Not Act)
の“3つのNOT”について、3回にわたってお伝えしてきました。
今回は、最後の一つ
3. 行動しない(Not Act)
を解決するための、具体的なテクニックをご紹介します。
3. 行動しない(Not Act)の攻略法
読ませるための文章には、必ず【目的】があります。
・コメントしてもらう
・グループに参加してもらう
・申し込んでもらう
といった【意図する目的地】をまず決めて、【誰でも、簡単に、すぐに】到着できるように、文章で誘導してあげなくてはいけません。
そのために最も効果的な方法は、「何をどうしたらいいのか分からない」「なんか面倒くさそう」「あとでいいや」など、読者が【後回しにしてしまう理由】を無くしてあげることです。
●行動を促す文章を書く
後回しにされないためには、何をしたら良いのか迷わないように、「読み手にしてほしい行動」を具体的に書きましょう。例えば、
・すぐ下のリンク先をクリックしてお申込みください。
・1~4から数字を選んでコメント欄に書いてください。
・今すぐ赤いボタンをタップして資料をご請求ください。
など、「誰が読んでも、同じ行動ができる分かりやすさ」で書くのがポイントです。
●手順をシンプルにする
CTA(行動喚起=申し込みボタンを押すなど行動を促す誘導)の手順は、できるだけシンプルにしましょう。というのも、手順が複雑というだけで「面倒くさい」と思われ、行動を止めてしまうからです。
□入力項目をもっと少なくできないか
□リンク先を、もっと目立たせる方法はないか
□手順をもっと簡略化できないか
□画像や動画を使って、分かりやすく説明できないか
など、数を減らしたり、パッと見て分かったりするように工夫が必要です。
●限定情報を載せる
「○○限定セール」や「季節限定商品」という言葉に反応して、つい買ってしまった経験はありませんか?
「限定」や「締め切り」など限られた条件には人を行動させる効果があります。お申込み期間を「○月○日まで」と限定すると、期間の最終日に売上が大きくなるのはそのためです。
販売期間や人数、個数などが決まっているなら、しっかりアピールして伝えましょう。
これら“3つのNOT”攻略法が、あなたの記事を読んで、信じて、行動してもらえる文章にするために、お役に立てば幸いです。
投稿者プロフィール
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“想い”を“言葉”に
その“言葉”が未来をつくる
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14年間の広告・編集業界を経て2018年にフリーに。
現役ライターとして活動中。
1,000人以上を取材してきた【取材力】で魅力を120%引き出し、ありありとイメージさせる【文章力】で心を揺さぶるのが得意。
10,000人以上の添削&修正してきた【ライティングスキル】を生かし、
個人起業家の《発信力アップ》をサポートするライティング講座を開講。
プライベートでは、元バックパッカーのマイペース夫とおじいちゃんのような5歳男児と悲喜こもごもを共にしている。
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