ライティング術ライター吉田和歌子(wacoxxx)です。
これまで2回にわたってお伝えしてきたとおり、
読まれない文章には
1. 読まない(Not Read)
2. 信じない(Not Believe)
3. 行動しない(Not Act)
という“3つのNOT”があります。
この3つの壁を突破する方法として、今回は
2. 信じない(Not Believe)
の具体的なテクニックをご紹介します。
「信じない」の壁を超えて、「信じてもらう」ために必要な要素は何だと思いますか?
一つは、【信ぴょう性】です。
「信用できる」と思える情報があると記事の信ぴょう性が高まり、信じてもらいやすくなります。
具体的には、次の方法があります。
2. 信じない(Not Believe)の攻略法
●曖昧な表現をなくし、具体的に書く
できる限り、文章を具体的に書きましょう。
具体的な数字を使うのも効果的です。
例えば、「このテンプレートで集客できました」
というよりも、
「これまで多くても週に3人しか集客できなかった起業したてのサロンオーナーが、このテンプレートを使ったら3日間で48人を集客できました」
と書いた方がグッとリアリティが増し、信ぴょう性が高まります。
●事例や証拠を載せる
実際に成果があった事例や証拠があるのなら、ぜひ公開しましょう。
分かりやすい事例で言うと、「結果にコミットする」でおなじみの某CM。
ダイエットに成功した人のビフォーアフターを見せるだけで、視聴者はしっかりインプットされましたよね。
きっと
「すごい!こんなに変わるんだ!」
「こんな風に成功した人がいるなら、私もできるかも」
「ここまで痩せるには厳しいトレーニングがあるんだろうな」
など思いながら観ていたと思います。
気付きましたか?
これって「正しい情報」という前提で観ているんですよね。
/
つまり、すでに「信じている」のです。
\
ダイエットの方法をあれこれ説明するよりも、事例を出した方が何倍も効果的と言えます。
画像があれば、よりイメージしやすいですが、
「89kg→48kg!」「1カ月で8kg減」
「三食食べながら、1カ月でウエスト5cmマイナス」
など、ビフォーアフターを数字で表すだけでも信ぴょう性は高まります。
●お客様の声を載せる
証拠の最たるものが、お客様の声です。
もしあなたに既存のお客様がいるのなら、お客様の声やレビューを載せるのは、とても有効です。
コメントのみ < イニシャルあり < 本名あり < 顔写真あり <直筆
の順に、より信ぴょう性が高まります。
もう一つ、「信じてもらう」ために絶対に欠かせない要素があります。
それが【一貫性】です。
「一つの記事の内容が一貫している」というのはもちろんですが、
大事なのは「毎日の記事の内容が一貫している」こと。
たとえ毎日投稿して素晴らしいことを書いていたとしても、毎回、言ってることが違う人をあなたは信用できますか?
そうなんです。
記事以前に、【あなた】の一貫性が必要なのです。
それが【あなた】に対する信用になります。
あなたと記事の両方を信じてもらえるよう、
今回の記事が参考になれば幸いです。
投稿者プロフィール
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“想い”を“言葉”に
その“言葉”が未来をつくる
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14年間の広告・編集業界を経て2018年にフリーに。
現役ライターとして活動中。
1,000人以上を取材してきた【取材力】で魅力を120%引き出し、ありありとイメージさせる【文章力】で心を揺さぶるのが得意。
10,000人以上の添削&修正してきた【ライティングスキル】を生かし、
個人起業家の《発信力アップ》をサポートするライティング講座を開講。
プライベートでは、元バックパッカーのマイペース夫とおじいちゃんのような5歳男児と悲喜こもごもを共にしている。
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