ヘルスケア部門 姿勢・体の使い方 ライターのみちのえみこです。
姿勢科学をベースに、働く女性にお役に立つ姿勢のお話をお届けします。
厚生労働省「国民生活基礎調査」によれば、日本人の自覚症状は
毎回「腰痛」と「肩こり」がトップ2となっています。
姿勢ケアの現場でも最も多い症状ですが、今回は「肩こり」を予防する動きをご案内します。
今このコラムを書いている私もそうですが、このコラムを読む皆さんには、
机に向かってPCを操作する時間が長い方が多いと思います。
PC操作以外でも、スマートフォンやタブレットの使用時間が長く、
腕を一定の位置に固定して動かずにいる時間が長いのが、現代の生活の特徴です。
そうした場合に動かさずにいる体の部位が、肩甲骨周辺の筋肉と関節です。
体を固定して動かさずにいる、ということは、
特定の筋肉を使い続けている状態でいる、ということ。
コリやハリを感じるのは、「もう限界―!!」という体からの訴えです。
我慢していてもよくなることはありません。
体を動かさずにいることで起きることなので、
長時間同じ作業をする時には時々体を動かすことで予防、解消していきましょう。
1.両手を上げて、体全体で空に向かって伸びあがる
2.肘を90度に曲げて、両手の平を正面に見せる。
両肩を大きく後ろに回し、肩甲骨を動かす。
30分~1時間に1回くらいはやってみてください。
ちなみにこれ、肩甲骨周辺についてしまったお肉が気になる方にもオススメです。
この動きでも解消されない肩こりや背中のこりは、今のあなたの姿勢が原因かもしれません。
体が傾いたりねじれたりしていないか、姿勢もチェックしてみてくださいね。
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