子育て部門「勇気づけ子育て」担当ライターの塗木望(ぞみー)です。
現代の世界は、グローバル化やテクノロジーの発展で、私たちが子供の頃の時代から大きく変わってきています。新型コロナウイルスや、ウクライナ問題のような、予測不可能な課題が現れる時代。そんな時代でも子供達がHappyに生きていくには、「探究力」が大切となってくるのです。本日のコラムでは、「探究力」に総称される力のうちの1つ、好奇心についてお話しします。
子供は好奇心の塊
時代が変わっていくということは、常に新しいことを学んでいかなければならないということでもあります。この新しいことを学ぶ時、最初の一歩を踏み出す原動力となるのが、好奇心です。この好奇心、実は本来誰でも持っているものです。特に子供は好奇心の塊です。いろんなものを触り、試してみて、世界を知ろうとしています。赤ちゃんや幼児が、興味あるものをキラキラした目で見つめている、そんな光景を思い浮かべてみてください。その瞬間こそが、子供が好奇心でいっぱいになっている時です。
でも、、汚れそうだ、散らかりそうだ、時間がない、そして子供にはまだ出来ないだろうといった大人の理由で、親はその好奇心の芽を摘んでしまいがちなのです。あ、大丈夫です、大人の理由を出したくなるそのお気持ちは、とっってもよく分かりますよ(笑)
好奇心を見守り、サポートするですが、せっかくの好奇心の芽を大人の事情で摘んでしまっては、もったいないですよね。そんな時に思い出していただきたいのが、「勇気づけ子育て」の”子供を一人の人間として尊敬信頼し、子供の力を信じて見守り、時にサポートする”という考え方です。
この考え方に基づいて、子供を見守る時間を少し取ってみてください。その少しの時間の積み重ねが、子供の好奇心を育んでいくことにつながるのです。例えば我が家の長男は2歳ごろ、道端の石を観察し、持ち帰ることが大好きでした。親としては、早く帰りたいし石ころなんて置いていってほしい・・・ですが、ぐっと我慢して見守り続けたのです。
そうしていると、段々と鉱物、火山などに興味が向き、小学校の理科で習うような知識を、図鑑を通して身につけるようになりました。もし私が、「石なんて捨てておきなさい」と言っていたら、長男の学びは広がらなかったでしょう。
このように、学びの原動力となる好奇心は本当に大切なのです。ぜひ皆さんも、少しでも子供を見守る時間を増やすことで、子供の「探究力」を伸ばしていってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。不明点や、もっとこんな話が聞きたい!という方は、ぜひコメントなどいただけると嬉しいです。
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