ライフスタイル部門「勇気づけ子育て」担当ライターの嶋谷望(ぞみー)です。
些細なことで周りにに当たり散らし、ちょっとしたことで癇癪を起こし怒りを爆発させる・・・。あなたやあなたのお子さんには、こんな経験ありませんか?今日はそんな、癇癪や怒りの感情と上手く付き合う方法をお伝えします。
怒りの根底にあるものは?
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
怒りというのはその根底に1次感情と言われる感情が潜んでいます。
寂しさ、悲しみ、不安、嫉妬といった感情を表現するために、
私たちは怒りを使っているにすぎないのです。
また、実は私たちは場所や相手を選んで、ある目的を達成させるために怒りを使っているのです。
冒頭の癇癪の爆発ですが、実は先日学校から返ってきた長男が派手にやってくれました。
帰宅するなり刺々しく、弟と私に当たり散らし、ちょっとしたことで大癇癪。
そんな時「勇気づけ子育て」では、まずゆっくりと話を聴きます。
「落ち着いたらゆっくり話を聴くよ」と語り掛け、癇癪が落ち着くまで待ち、
そしてじっくりと話を聴くのです。
こんな風に長男にじっくりと話を聴いて分かったのは、彼の悲しみと、
その気持ちを受け止めてほしいという想いでした。
怒りでの表現をコントロールしていこう
長男の話によると、学校でお友達とのトラブルがあり、
悲しい思いをしたのにその場では言えず、
胸にしまって持ち帰ってきて爆発させてしまったのでした。
マイナスな気持ちを胸に抱え続けているよりは、
信頼できる相手に吐き出すことはとても大切なことです。
でも怒りという形で吐き出すことは、周りの人を傷つけたり、
相手を攻撃的にさせてしまうことも多いです。
また、自分の本当の気持ちを相手に正しく伝えることができません。
だから、イライラする時、癇癪や怒りで表現してしまう時には、
まず自分の心の根底にある想いを拾ってあげることで、
怒りの感情をコントロールしていくことができるのです。
長男とはその後、悲しい気持ちに共感し、
今後お友達とのトラブルがあったらどうしていこうかを話し合う「勇気づけ」の対応をしました。
すると、さっきまでの癇癪が嘘のように穏やかな長男に戻ってくれました。
これは何も子供に限った話ではありません。
日々忙しくパラレルキャリアに励む皆さんにも、怒りを使って
表現してしまうことはあると思います。
怒りを鎮めるには6秒待つとか、そういったテクニックを使うこともOKです。
でも、一度立ち止まって、自分の根底にある気持ちを見つめてみませんか?
そこに気付いて、自分で自分に「勇気づけ」をすることで、
怒りをコントロールしていくことができるようになりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
不明点や、もっとこんな話が聞きたい!という方は、ぜひコメントなどいただけると嬉しいです。
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