子供との関係性が変わる「アドラー子育て」

子育て部門 マインドライターの塗木望(ぞみー)です。
この度コラムニストとして、アドラー心理学をベースに「子育てが楽に楽しくなる考え方」をお伝えします。どうぞよろしくお願いします。

子供がなかなか動いてくれない。いたずらや悪さばかりして大変。子供の勉強や友達関係が心配。子育ての「あるある」ですよね。皆さんはこんな悩みをどう乗り切っていますか?

日本のスタンダードな子育て・教育方法では、親が手を出してしまったり、叱ったり、脅したり、子供につきっきりになったり……。こうした対応方法は、子供を親の所有物とみなしていて、過保護、過干渉、支配管理に繋がり、子供との関係性も悪くなってしまいます。

こうした対応方法の代わりにおすすめしたいのが、子供をひとりの人間として尊敬・信頼して接する「アドラー子育て」。子供は確かに、まだ知らないこともできないことも多い存在です。そのため守ってあげなければならない、教えてあげなければならない存在だと考えがち。しかし、子供は親とは違うひとりの人間であり、自分で考え、やり遂げ、自立していく力も備わっています。親が子供に教えるといった上下関係ではなく、子供が持つ力を信じ、その力を発揮できるようにサポートしていく横の関係。それがアドラー子育てなのです。

アドラー子育ては、「アドラー心理学」を子育てに応用した方法です。アドラー心理学では「勇気づけ」という手法を使いますが、いくらその手法を使っても、子供を尊敬・信頼するマインドがなければ全く意味がありません。
例えば、「着替えをしない子供に勇気づけの言葉をかけてあげているのに、全然言うことを聞いてくれない!」と怒っているお母さんがいるとします。勇気づけの手法は使っていますが、上下関係で子供を動かそうとしているので、子供には響かないのです。

子供はとても敏感です。親が自分を支配しようとしていることを、敏感に察知して反発してきます。逆もしかり。親が子供を尊敬・信頼して対応すれば、子供からも尊敬・信頼が返ってきます。子育てに悩む皆さん、「子供を尊敬・信頼してひとりの人間として接する」。まずはここから始めてみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございます。次回のテーマは「子供のありのままを受け止める」を予定しております。アドラー子育てに興味がある、もっとこんな話が聞きたいという方は、ぜひコメントをいただけると嬉しいです!

投稿者プロフィール

塗木望
塗木望勇気づけ子育てコーチ
勇気づけ子育てで未来の世界で生きる力あふれる子供に!
2014年・2017年生まれBoysママ。
長男は探究型スクールのTCS通学中。
公式LINE(https://lin.ee/eR4wLro)
パラレルキャリア専門エール通信

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