偏(へん)と旁(つくり)のパートナーシップ

教養部門 美文字ライター 前田多実です。「読むだけで苦手が美文字に変わる漢字の構成別・美文字ワンポイントアドバイス」。今回は「偏(へん)と旁(つくり)のパートナーシップ」についてです。

皆さんは文字を書くときに「漢字のバランスがわるいな」と思うことはありませんか? そんな方にワンポイントアドバイス。

漢字を左から右へ書く場合

漢字の左側を偏(へん) 、右側を旁(つくり)と 言います。偏(へん) と旁(つくり)に関しては、こちらのポイントを覚えておくと便利です。
【偏(へん)は後から書く旁(つくり)の邪魔をしてはいけない】

<例題1>

左側の「好」と右側の 「好」を比べてみてください。左側に書いている「好」は「女」と「子」も同じ大きさで、「女子」に見えませんか。それでは左側(へん)「女」の部分を少し右上がりでスマートに書いてみます。すると右側の字は「好」に見えませんか。

<例題2>

この「焼」という字も左側「火」を大きく広げすぎると、「火」「尭」2つの漢字に見えます。
そこで左側「火」の部分を少し右上がりでスマートに、最後のはらいを少しカットして書いてみます。
すると右側の字は「焼」に見えませんか。

今回のポイントは左側の「偏(へん)」を

  • 少し右上がりでスマートに
  • 最後のはらいは少しカットする

という2点でした。ご参考になればと思います。

美文字に関するご質問を募集しています。コメント欄までよろしくお願いいたします。最後までお読み頂きありがとうございました。

投稿者プロフィール

前田 多実
前田 多実美文字ナビゲーター
大阪市内梅田でペン字・書道教室をしています。 たった90分のレッスンで「あなたのくせをズバリと見抜いて美文字を伝授します。」 詳細はブログから「美文字 ナビゲーター 彩湖」で検索できます。
(https://ameblo.jp/kanjisantai)
パラレルキャリア専門エール通信

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