美しく見える名前の書き方

教養 美文字部門 ライターの前田多実です。2022年もよろしくお願いいたします。今回は、皆さまが普段一番多く書く機会があると思われるお名前のバランス良い書き方ワンポイントレッスンです。

ここからは上の名前を「姓」下の名前を「名」で記載いたします。写真の説明は「名字」と「名前」で記載しています。それでは4つのパターンをご紹介いたします。

姓２文字・名２文字の場合

お名前で一番多いパターンです。２つの方法があります。

パターン１：一字ずつ等間隔（均等）に空ける。
例）名 前 太 郎

パターン２：姓と名の間は少し広く空ける。
例）名 前 太 郎

姓２文字・名３文字

名はひらがなの場合、姓と名の間を少し広く空けて、３文字（名）の間隔は少しせまくする。
※ひらがなは漢字より少し小さめ。字の割合（漢字１０：ひらがな ８）
例）大 阪 さくら

姓１文字・名２文字

姓と名の間は大きく広く空ける。
例）東 次 郎

姓３文字・名２文字

姓と名の間は少し広く空ける。
３文字（姓）の間隔は、２文字（名）よりせまくする。
例）神奈川 京 子

それではおさらい【お名前を書く時のバランスよい書き方】

◎ 姓と名の間は他のところよりも少し広く空ける。
◎ 姓又は名が３文字の場合は１文字や２文字より字の間隔を少しせまくする。
◎ 姓又は名にひらがな・カタカナがある場合は漢字よりやや小さく。字の割合（漢字１０:ひらがな・カタカナ８）

ご参考になればと思います。