お料理ライターの京田佳永子です。
たいていのものが通年手に入る世の中。
たとえば、真冬にスイカまで手に入る世の中ですが、今でも、売り場の生鮮食品で季節を感じるケースは少なくないと思います。
春には筍。
初夏にはらっきょうや梅。
秋口のあけびの鮮やかな紫や、新米や新秋刀魚の文字。
ああ、もうそんな季節…ってつい足が止まります。
冬場は(今はもう春なのですが)柑橘類。
たとえば金柑。
皮が甘くて美味しい。
子供の頃、柚子の香りは苦手だったのに、金柑は大好きでした。
子供の頃は、庭木からもいでそのまま口に。
大人になってからは金柑パイ。
金柑とさつま芋を煮てパイシートで焼いた中身がごろごろたっぷりの、甘酸っぱい簡単パイが定番です・・・
(以下、オンラインサロン限定公開)