こんにちは。美・健康部門 漢方と食ライター たかぎなおこです。先日、洗車したばかりの車に黄砂の飛んできた跡が……。
黄砂だけでなく、花粉も飛びはじめる時期ですね。すでに症状が出始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回のテーマは花粉症について。
花粉症にもタイプがある
「花粉症にタイプがあるなんて聞いたことがない」という方も多いのでは?花粉症には大きく分けて3つのタイプが存在します。
冷えタイプ
ダラダラと鼻水がでたり、くしゃみを連発する
熱タイプ
目の周りが真っ赤になったり、目や肌がかゆくなったり、のどがかゆくイガイガする
冷え熱混合タイプ
両方の症状がある
冷えタイプと熱タイプについて、それぞれの対処法をご紹介します。
冷えタイプ
まずは防寒保湿に努めること。シャワーだけでなく、湯船に浸かるようにしましょう。
食べ物はしょうが、ねぎ、玉ねぎなど身体を温める食材がおすすめ。消化に時間がかかるステーキなどは控えめに。ヨーグルトは花粉症によいと思われがちですが、鼻水などを助長する可能性があります。乳酸菌を摂るなら、日本古来の発酵食品(ぬか漬け)やキムチなどがおすすめ。
熱タイプ
食べ物はトマト、なす、ごぼう、きゅうり、ミント、ドグダミがおすすめ。熱タイプの方はしょうがは避けておきましょう。
目のかゆみには、煎じ薬として使われる「菊の花」のお茶がおすすめです。花粉症は、衞気(体をまもるバリア)が不足すると粘膜が腫れて炎症おこし、かゆみなどの症状を引き起こします。『しっかり食べてしっかり寝る!そしてしっかり呼吸する!』食事、睡眠、呼吸という3つのシンプルなことを、まずは意識してみてください。その上で今回ご紹介したタイプ別の対処法も取り入れていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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