ビジネス部門 メディアライターの葉月玲衣です。
情報を発信する側の視点から、一歩先をゆく情報とのとの付き合い方、メディア発信についてお伝えして参ります。
今回はちょっとしたコツで、美しくかつ説得力のある映像を撮影できる2つのポイントをお伝えします。
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新型コロナウイルスは私たちの暮らしを根こそぎ変えていますが、その一つが動画の発信や視聴の習慣です。
ある動画マーケティング会社の調査によれば、1万人以上のチャンネル登録者数を抱えるYoutuberは今年4月末で約1200件。
1年前と比べると56%増加したという結果を公表しています。
また別の会社の調査によれば、巣ごもり機関に利用がもっとも増加したITサービスとしては、動画配信サービスが突出しているという結果も出ています。
※ICT総研レポート(4月)
https://ictr.co.jp/report/20200428.html
あり余る時間と、誰でもスマホひとつで発信できる手軽さから、ライブ配信にトライした方も視聴した方も多かったのではないでしょうか。
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やはり自分が出演するとなると、女性としては「美しく映りたい!」という願望がむくむくと湧き上がるはず。
そこで重要な1つめのポイントは「照明」です。
女性を美しく見せてくれる光は「強くて柔らかい光」です。
強い光源が各方面に拡散しながら照らす状態が、肌も物も美しく撮影できます
※直射日光は「強くてかたい光」。陰影を表現できますが、肌や物のきめを粗く見せます。
動画撮影やテレビ会議用にリングライトを購入した方も多いと思いますが、大きいリングは光を拡散させながら照らすので有効です。
※小さいリングでは、一方向から顔を照らすのであまり美肌効果はありません。
リングライトがない場合は、レースのカーテン越しの窓辺の光は肌をきれいに見せてくれるのでオススメです。
2つめのポイントは「やりすぎない」ということ。
照明を強く当てすぎたり、アプリで加工しすぎたりすると、とたんにインチキ臭さが漂います。
照明当てすぎで画面真っ白の美容家なんて、まるで説得力ありませんよね。
映像が実物とあまりかけ離れてしまうと、「会ってガッカリ」という事態にもなりかねません。
「強く柔らかい光で美しく」でも「やりすぎない」
このバランスはそのまま、発信者のバランス感覚と言えるかもしれません。
顔出し発信や物撮りの際に、このポイントを押さえてみてくださいね!
投稿者プロフィール
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テレビディレクター歴20年
番組の企画制作1000本の実績
必ず伝わる!選ばれる!人気講座構築プロデューサーとしてパラレルキャリア活動中
教材やセミナーの企画、講師プロデュース、メディア発信のアドバイス
(https://ameblo.jp/kotonoha-lei/)
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