子育て部門ライターの下河内優子です。
今日は子育ての話ではなく子育て中のパラレルキャリアの悩みについて執筆しています。
私は本業として金融系企業で時短勤務をしています。
その傍らで、圧倒的に時間の足りないパラレルキャリアで働く女性の為に「すきま時間」の活用法を伝えるオンラインサロンを運営しています。
そのサロンメンバーから頂いた質問が子育て中のパラレルキャリアの方なら一度は葛藤したことがあるのでは、ということでしたのでご紹介します。
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子育て × 仕事 × 家事
これは立派なパラレルキャリアです。
総務省が2018年に発表した2017年の就業構造基本調査によると、25~39歳の女性のうち働く人の割合が75.7%と過去最高を更新したそうです。
この年代の方全てが子育てしている訳ではありませんし、私は40代ですので上の割合には入りませんが、今の世の中には年代問わずたくさんの子育て中のパラレルキャリアがいるのは事実です。
そんな人たちが抱える悩み。かつての私も葛藤した思い。
それは「思いっきり仕事ができない」ということではないでしょうか。
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この言葉の裏には
「みんな残業してるのに私はできない」「迷惑をかけている」「時間さえあればもっと働けるのに」
そんな言葉が隠れています。
働き方改革と言えども、まだ今の日本では「残業をする=頑張ってる、仕事ができる人」的な図式で見ている人も少なからずいます。
人一倍頑張り屋さんは特に自分の仕事を残して帰ったり、誰かに任せて帰ることにもどかしさや申し訳なさを感じてしまいます。
私もかつては思いっきり働けないともどかしさを感じていました。
そんな当時でもそんな悩みとは無縁にさっさと帰る同僚もいました。
当時はなぜなのか不思議でしたが、時短術コンサルタントとして時間の使い方や考え方を研究し、最近やっとその理由がわかったのです。
その理由とは、自分の中で「思いっきり働く」という状態が明確であるかどうか、ということなのです。
ここが明確な人は自分の働ける可動域や限界がわかっているので、その中でどこまで働くか自分を中心に能動的に決めています。
決めた中で最大限やり遂げて帰るので、周りからの理解も得て働くことができ、思いっきり働けないという状態には陥らないのです。
それとは逆にここが不明確だと、その日の仕事量や同僚に配慮し、受動的に決めてしまうことが多いです。
周りとのバランスを取ろうとするので、残業できる人と同じように働こうとしてしまって、結果思いっきり働けないという状態に陥ってしまいます。
仕事には終わりがありません。
終わりかと思えばまた始まりますし、終わってないのに次が始まることも たくさんあります。
終わりのない仕事を周囲と比較して「思いっきり働けない」と嘆くよりも自分で1日の仕事量を能動的に決めてそこまではしっかりやり遂げる。
そして潔く颯爽と帰る。
その姿は、未来の子育て×パラレルキャリアの希望となるのではないでしょうか。
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