ビジネス部門 メディアライターの葉月玲衣です。
情報を発信する側の視点から、一歩先をゆく情報との付き合い方、メディア発信についてお伝えしています。
今回は個人でも法人でも事業を展開する際には欠かせない「PR展開」についてです。
エールサロンのみなさんも、出版やメディア掲載を目指す方は多いと思いますが、メディアに掲載されるかどうかは相手次第。
例えばテレビの情報番組ではどのような基準で情報を選んでいるのか、少し具体的に書いてみたいと思います。 =====================
今年3月、電通が「2019年 日本の広告費」を発表し、インターネット広告費が初の2兆円超えでテレビを逆転したというニュースが話題になりました。
あらゆる視聴率調査でも、10代、20代はほとんどテレビを見ず、スマホなどで情報収集したり、動画を視聴しているというデータが出ています。
それでも30代以上はテレビの接触時間が長いですし、60代以上にいたっては多くの情報をテレビから収集しています。
「免疫アップに効果的な食品は?」などとテレビで放送されると、スーパーの棚からその食材が一時的に消えるなど、今でもその影響力はまだ残っていると言えるでしょう。
テレビのネット配信進んできていて、むしろ今後は「テレビ広告」「ネット広告」という垣根すらなくなっていくのではないかと、個人的には感じています。
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テレビの情報番組を作るには、まずディレクターが「企画書」を書きます。その文書をもとに、どの情報をどのような切り口で伝えるのかを複数の目でチェックします。
視聴者のニーズや、リスクの検討などの議論を経たのち、正式に企画が採択されます。そこでやっと実際の取材がスタートするというわけです。
そこで問われる一番大きなポイントは「今なぜこの情報を扱うのか」です。 □今すぐ伝えるべき重大な社会問題□視聴者の命や安全を守り、暮らしの役に立つ情報□多くの人たちの悩みを解決し、豊かに生きるためのヒントになるこうした「即時性」「公益性」がないと、テレビの企画書はボツ!ゴミ箱行きです。
このポイントをクリアしたうえで「映像的な分かりやすさやインパクトがあるとなお良し」ということになります。
ご自身のプロフィールや実績について資料を準備する際、またはプレスリリースを作成するときには「なぜ今か」を必ず盛り込むようにしてください。
「今を生きる人の悩みや課題を情報で解決する」それが放送の使命です。
そう考えると、企画会議とビジネス視点との共通点は大きいとも言えます。
自分の持てるスキルとやりたいことで、幸せな人を増やしたいという志こそ、ビジネスと情報発信の原点です。
ぜひメディア戦略に取り入れてみてください!
投稿者プロフィール
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テレビディレクター歴20年
番組の企画制作1000本の実績
必ず伝わる!選ばれる!人気講座構築プロデューサーとしてパラレルキャリア活動中
教材やセミナーの企画、講師プロデュース、メディア発信のアドバイス
(https://ameblo.jp/kotonoha-lei/)
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