美容ライターの竹内ゆりです。
アーユルヴェーダはインド・スリランカで5000年続く伝承医療です。
日本ではエステやリラクゼーションと捉えている方が多いと思いますが
現地では病院で医師が行う治療になります。
「内科」「外科」などの8部門の中に「ラサーヤナ」という若返り療法があります。
ヨガと共に健康と美の基本であるアーユルヴェーダについて3回に渡ってお伝えいたします。
1回目:五大元素「空・風・火・水・土」から知る体質と美容法
2回目:一日の過ごし方 ディナチャリア
3回目:「オージャス」ハッピーエネルギーの作り方
【五大元素「空・風・火・水・土」から知る体質と美容法】
インドでアーユルヴェーダの治療を受ける際「問診」があります。
脈・舌のチェック、そしてドーシャという体質をチェックします。
ドーシャは「空・風・火・水・土」の五大元素からどの質が強いかで決まります。
空・風=ヴァータ
火=ピッタ
水・土=カファ
今回は特徴とワンポイント美容法をお伝えいたします。
ヴァータ:空・風が現すのは
乾燥・軽い・動き・冷たい
お肌や髪が乾燥している。
痩せ型
常に動いている
手足が冷たい
便秘がち
気持ちに波がある
睡眠の質が悪い
疲れやすい
そんなヴァータさんにオススメは
お白湯と上質なオイル。
水分、油分が足りてますか?
「お気に入りのカップに白湯を入れて、座ってゆっくりと飲む時間を作る」
「温かく消化が良く油分のある食事をゆっくりと食べる」
「オイルマッサージをする癒し時間を作る」
そんな時間を大切にしてみてくださいね。
乾燥した食べ物(おせんべい、パン、シリアルなど)は控えめに。
ピッタ:火が現すのは 代謝・消化・熱
いつもお腹が空いている
汗っかき
熱がこもる
サウナが苦手
皮膚が赤くなる、蕁麻疹、
アトピー
眼が赤くなりやすい
そんなピッタさんにオススメは
眼、ひざ下を冷やす。刺激物を減らす。
今の季節が苦手なピッタさん。
体に熱がこもっていると感じたら眼にローズウォーターや冷水を浸したコットンを乗せたりひざ下に冷たいシャワーをかけてみましょう。
体温を上げる香辛料やニンニク・玉ねぎなどの辛い野菜、アルコールを減らしましょう。
食べ過ぎる傾向がありますので腹八分目を心がけましょう。
ホットヨガよりも朝の涼しい時間にさわやかにヨガをするのもおすすめです。
筋肉がキレイにつく体系の方が多いです。
カファ:水・土が現すのは
重い・遅い・冷たい
体が重い
眠気が抜けない
花粉症、ぜんそくなどの
症状がある
春先に体調を崩す
太っている、浮腫む
そんなカファさんにオススメは
質の軽い温かい食事とハードな運動です。
温かい食事、、、、
例えば「シチュー」と「ポトフ」どちらかを選ぶなら「ポトフ」です。
乳製品・油・炭水化物・糖分を減らしスパイスを使った料理がおすすめです。
体が冷えやすいので温めるようにしましょう。
その場合も「スチームサウナ」よりも「乾燥したサウナ」
湿度が苦手なカファさんですので湿度管理もお忘れなく。
そして、もっとも太りやすい体質です。
なるべく運動をしたりこまめに動くようにしてください。
眼がパッチリでまつ毛も濃くて可愛らしい印象の方が多いです。
ご自身がどのタイプに近いかチェックして、生活に取り入れてみてくださいね。