美部門 美容ライターの竹内ゆりです。
インド・スリランカで5000年続く伝承医療。ヨガと共に健康と美の基本であるアーユルヴェーダについて3回に渡ってお伝えいたします。
2回目は「一日の過ごし方:ディナチャリア」です。
【一日の過ごし方:ディナチャリア】
アーユルヴェーダでは一日の過ごし方、特に朝の過ごし方を大切にします。
五大元素からなるドーシャにという体質によって人それぞれ違いますが今回はどのような方にも実践できる朝の過ごし方をお伝えします。
①起床時間
②排泄
③口腔内の清潔
④白湯を飲む
⑤セルフマッサージ
⑥入浴またはシャワー
①起床時間はAM2~6時の間 2時は非現実的ですね。5時に起きて瞑想や勉強をすると良いと言われています。朝の時間が充実することで一日が快適に過ごせます。夜は22時の就寝が良いとされています。一般的に22~2時は成長ホルモンが出る時間といいますが体の掃除の時間です。この時間に寝ると掃除がきちんとできます。もちろん「美肌」にもなりますね。
②排泄夜中に掃除したゴミを体から出す時間です。朝トイレに行く習慣をつけましょう。便秘がちな方は、寝る前に白湯やオイル(ギー・ひまし油・太白ごま油)を小さじ1杯飲むのをおすすめします。
③口腔内の清潔口の中も汚れが溜まっています。歯を磨き、舌を磨き、オイルプディングをする。舌にはアーマという毒が溜まります。舌を磨くことで白いアーマを取ります。舌での健康チェックもできますのでとても良い習慣です。アーユルヴェーダでは浄化作用がある銅で出来た舌クリーナーを使用します。オイルプディングはオイル(太白ごま油・ココナツオイル)でのうがいです。有名なセレブ女優やモデルさんも行っていると有名になりました。口臭予防・免疫力アップ・ほうれい線ケアになります。うがいはくちゅくちゅと5分、最初はねっとりしたオイルがさらさらになってきます。オイルはティッシュに吐き出します(配管詰まりを防ぐ)
④白湯を飲む口の中がきれいになったところで白湯を飲みます。排泄を促し、体内の汚れを流します。体にほてりを感じる方は常温のお水でも良いです。
⑤セルフマッサージ皮膚にもゴミが出ています。オイル(太白ごま油・ココナツオイルなど)でマッサージします。オイルは皮膚や体内に栄養を与えながら老廃物を拾い、便、尿、汗で体外に排出します。
⑥入浴またはシャワー老廃物を汗とともに流します。プラスして瞑想やヨガをするとさらに良いです。
心も体も健康で美しくなる朝のスタートをお試しください