CAさんのイメージGAPについて

先日目にした本にCAさんのキャリアについて

議論されていたものがありましたので

本日はそのお話です。

女性の憧れの職業といえば

スチュワーデスさん!(と言う呼び方は古い)

キャビンアテンダントCAさんですね。

飛行機に乗るたび、特に日本のCAさんは

優しくて安心できて私も大好きです(*´∀`*)♡

CAになるための専門スクールなんかもあったりして

花形の人気職業ですよね。

何が人気の理由なのか?

(世の中の声をざっくり拾ってみました)

・英語が話せてステキ

・高給

・職業ブランド力

・きれいで優しい人が多い

・海外を行き来してかっこいい

しかしながら、驚くことに

平均勤続年数は約5,6年だそうです。

(正社員化が進んでいるので、

もう少し長くなっているかもしれません。

また、調べてみると勤続年数は

3,4年と書いてあるところから

9年、17年など、ばらつきがかなりあります。)

お給料も昔のバブル時代ほど

高いものではないようです。

退職してしまう主な理由は以下の通りです。

(世の中の声と私の友人の体験談より)

・心身への負担が大きい

・結婚、出産後も働ける労働環境ではない

・女性の厳しい職場

・とにかくマニュアルに沿った対応をいかにきっちりできるかが評価なのでつまらない

・理不尽な客への対応が辛い

(ホステス扱い、何でも言うことを聞くと思っている)

なかなか厳しいご意見ですね(´Д`;;

特に女性のライフイベントとして多くある

結婚・出産に対して

長時間のフライトなどの労働環境が厳しいと

言う理由はダントツのようです。

また、もう一つ注目したいのは欧米などと日本では

CAのイメージや職業意識に大きく差がある点です。

欧米ではCAになれば、

一生その仕事をしようという意識で

取り組む割合が多く、

そのためCAの男性比もぐっと上がります。

しかし日本では(主に新興諸国や発展途上国では)

女性の華やかなイメージが先行しすぎて

実際に働き出すと離職率が高い結果となるようです。

実は職業イメージとしてのGAPが

大きい職業かなと感じます。

また、本来は接客業務だけではなく

保安要員としての存在意義が大きいはずです。

しかしながら、

安全性を守るための丁寧できめ細やかな

仕事は見えにくいものですし、

いざって時は滅多に遭遇しないので

(ない方が良いし)この真価が伝わりにくいのでしょう。

私が日本のCAさんだと安心する♡と感じるのは

接客のホスピタリティレベルだけではなく、

この「保安」に対しても信頼が置けるからです。

来年のオリンピック・パラリンピックでは

まず日本に到着する前に、

日本のCAさんの温かさと信頼感を体験して

もらいたいですね!

さて、どんな仕事もそうですが

華やかな良いイメージだけで職業を選ぶのではなく、

本来の仕事の意義や

そのために自分が何を選んでいくべきなのか

しっかりと見定める必要がありますね。

本日もありがとうございました

投稿者プロフィール

朝賀ちひろ
朝賀ちひろNAIL&YOU代表
◇「NAIL&YOU」代表
◇「エールプロジェクト」事務局長、キャリア担当
栃木県出身、千葉県市川市在住。セーラームーン世代。
元会社員✕起業家✕ネイリスト✕ママのパラレルキャリア
(https://nailandyou.com/)
パラレルキャリア専門エール通信

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