スキルアップ部門 女性のリーダーシップ⑤
ライターの葉月玲衣です。
今月、メキシコに初の女性大統領が誕生しました。
そして来月の都知事選では女性候補者たちが熱い火花を散らしています。
女性リーダーが話題になるということは、まだまだ前例が少なく特別視される存在だということ。
今回はメキシコの女性大統領誕生から見えてくる「女性がリーダーになる意味」や
「期待できること」を考えてみたいと思います。
◎メキシコ女性大統領の素顔
初当選を果たしたクラウディア・シェインバウム氏は首都メキシコの市長をつとめていました。
両親はともに科学者で彼女も物理学を学び、エネルギー工学の博士号をもつリケジョです。
カッコいいですね!
市長時代に実績をのこし、前大統領のロペス氏の支持をうけて、
対立候補に大差をつけて当選を果たしました。

◎メキシコ社会を悩ます「マチスモ」とは
メキシコでは犯罪や暴力が深刻な社会問題になっています。
とりわけ深刻なのはフェミサイドです。
性別を理由に女性の生命を奪う行為で、性的暴力なども含まれます。
メキシコでは昨年1年間で女性が被害者となる殺人事件は約3500件にのぼり、
その約3割の事件がフェミサイドであると認定されました。
これも氷山の一角で、報復を恐れて被害を申告できないケースも多いとされています。
その根底にある価値観がマチスモ(男性優位主義)。
メキシコはスペインからの男性入植者たちが拓いた国であり、
そこにカトリック的な価値観が入り込むなどした結果
「女性は家庭にいるべきだ」とする保守的な考え方に拍車がかかったと言われています。
◎女性大統領は光になるのか
「女性のために行動を起こす」と宣言したシェインバウム氏への期待は高まっています。
選挙公約でフェミサイドを捜査する専門の部署を立ち上げることを明言。
再発防止のために重い量刑を課すとともに、中央省庁への女性弁護士の配置や、
女性のための避難所を作ることも打ち出しました。
メキシコでの女性リーダーの誕生は、女性の問題に強い危機感をもって
取り組んでくれるという期待の表れであると言えるでしょう。
メキシコではすでに国会議員の半数は女性が占めていて、マチスモにNo!をとなえています。
ジェンダーギャップ指数底辺の日本もまた、男女の不均衡によって
能力も意欲も高い女性たちに門が閉ざされている社会。
女性がポテンシャルを活かして活躍し、子どもも高齢者も、
もちろん男性も幸せになれるリーダーを見定めていきたいですね。選挙に行こう!
投稿者プロフィール

- テレビプロデューサー
- テレビディレクター歴20年。番組の企画制作1000本の実績。小中学生を育てつつ、女性の社会活動を支援するため自ら大学でもリスキリング中。必ず伝わる!選ばれる!人気講座構築プロデューサー。教材やセミナーの企画、講師プロデュース、メディア発信のアドバイス 。
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