先日6月6日、キャリコンサロン様とパラレルキャリア推進委員会関西支部で、zoomオンライン交流会を開催しました!
当日は各団体から合計11名が参加。
4月中旬に対面での交流会を予定していたところ、コロナの影響で延期になり、やっと実現した交流会でした!
キャリコンサロン様は、キャリアコンサルタント資格を持つ方同士が繋がれる場として、交流や勉強会などを実施されています。
そもそも、なぜ今キャリアコンサルタントが必要とされているのかご存知でしょうか?
キャリアコンサルタント資格は、2016年に民間資格から国家資格となりました。
背景として、年功序列や終身雇用などの安定・継続的な雇用環境が厳しくなったことがあります。個人が望む生き方や価値観に合わせた働き方を選択できるようになり、個人でキャリアを選び自己形成するようになっていきました。
仕事選びで自分の価値観に合った「キャリア」選択と、エールサロンがテーマとする「パラレルキャリア」。キャリコンサロンのメンバーの方にも、その動向や現状について興味を持っていただきました。
今回がお互い初対面でしたが、自己紹介や、お互いのサロンの活動のことなどを話していくうちにあっという間に約1時間半が経過しました。
終了後、参加者からは
・それぞれの実体験を聞いてとても刺激になった!
・今回の繋がりをこれからも続けていきたい!
といった喜びの感想がたくさんあがりました!
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以下は、今回の交流会に参加した私、武村の感想です。
交流会の中で、キャリアコンサルの流れについて話がでました。
クライアント(相談者)に自分自身を客観視してもらう。
理想と現実のギャップを一緒にうめていく。そのお手伝いをしていく立場。
私の本業は教育関係で、今は受験指導に直接関わっています。生徒の進路に対して、指導や助言をしていく機会が多くあります。
進路に対する本人の希望やこだわりを引き出すこともあれば、目標を達成するために必要なことは何か、現実的かつ客観的な視点から助言する場面もあります。
そして趣味の延長で続けている、就活相談とES添削。
ESとは、就活の書類選考に使われる「エントリーシート」の略称です。
主に志望動機や頑張ってきた経験について書いた文章を、伝えたいことを盛り込みながら、読み手に分かりやすく伝わるものに仕上げるため、相談者と対話しながら修正していきます。時には、自分が伝えたいことが何かを整理したり、そのために自己分析を一緒に掘り下げたりしています。
これらとも、かなり近いものがあるなと感じたのです。
理想と現実を見つめて、そのギャップをうめていくお手伝いをすること。
「身近にキャリアコンサルティングに近いことをしていたのだな」と気づき、一気に身近に感じられました!
実際クライアントさん(相談者)に向き合うときに難しい点なども共通するものが多く、「うまくいかないのはこういうタイプ」などのあるある話にも「分かる〜!」と思わず心の中で頷いてしまいました(笑)
キャリアコンサルタント資格を持っている方でも、その資格の生かし方は様々。
取得した経緯や目的だって、人それぞれにストーリーがあるもの。
その点はパラレルキャリアという道を選んだ方にとっても全く同じと言えそうです。
これまでのキャリアや経験も全員バラバラ。
「でも皆さんとても輝いているなぁ…!」と、率直に感じたのでした。
大事にしていきたい繋がりがまたひとつ増えて嬉しく思います。これからが楽しみです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
パラレルキャリア推進委員会関西支部 運営メンバー 武村有紗