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INTERVIEWS

一流ビジネスマンから働く女性にエールを!

理念や目的で集まった仲間で事業が始まり役割が生まれる

─ April 2020

加藤 遼
株式会社パソナJOB HUB 事業統括部長

内閣官房 シェアリングエコノミー伝道師 / 総務省 地域情報化アドバイザー / VISIT東北 取締役事業戦略本部長 / 多摩大学大学院 特別招聘フェロー / おもてなしマイスター協会 理事 新規事業開発/ビジネスプロデュース/ディビジョンマネジメント/シェアリングエコノミー/地方創生/ローカルベンチャー/SDGs/サスティナブルツーリズム/リカレント教育


加藤さんの現在の主な活動内容を教えていただけますか?

株式会社パソナJOB.HUBで事業統括部長として事業全般の企画運営責任者を務めています。パソナJOB.HUBでは、個人が主役の多様な働き方を応援するタレントシェアリングサービスを提供しています。JOB.HUB.TRAVELというサービスで「旅するように働く」をコンセプトに、トラベラーと地域企業のマッチング事業を行っています。

それ以外では、政府の専門家としての活動を行っています。代表的なのは、内閣官房のシェアリングエコノミー伝道師です。シェアリングエコノミーを活用して「社会課題を解決していくためにはどのような政策やビジネスが必要なのか」を議論し、政策として展開していきます。その他、総務省や東京都関係の仕事もさせていただいています。

また、IDEAS.FOR.GOOD Business.Design.Labの所長もしています。日本や世界中でソーシャルグッドな取り組みを取材して、メディアとして発信し、企業の事業開発や新規事業計画に活かしていただくサービスを行っています。他にも活動はあって全部で12~13個になります。

タレントシェアリングを立ち上げた理由は?

自分の知識、スキルや経験を社会に還元したいと思う方がいる一方で、企業側も事業の構造改革や経営理念の見直し時期に、外部のプロフェッショナルな人材と出会いたいと思っています。自分のタレントを「シェアして働きたい個人」とタレントを活用して自社の「課題解決に進んでいきたい企業」のマッチングプラットフォームとしてつくりました。

パラレルキャリアは、どのようにスタートし、構築されましたか?

きっかけは、2008年のリーマンショックでした。リーマンショック後には、新卒で就職できない若者が10万人以上いたと言われていました。それなのに、中小企業は3〜4社に1社しか、いい人材が取れないという状況が、今も昔もあります。いわゆる「雇用のミスマッチ」を解消するために、パソナとして、NPOや社会解決型の事業を行う団体とパートナーシップを結ぼうとしました。

しかしNPOの経営方針や価値観を理解しないと、いいパートナーシップは結べません。そこで始めたのが、NPOのプロボノやボランティアです。NPOを中間支援する組織で始めたプロボノが7~8年続き、今は理事として活動しています。

社会解決型の事業を行う場合、政府や行政との連携も重要でしてそこで意見や情報交換をしていくうちに、総務省や東京都から、お声がけいただいてアドバイザーを行うようになりました。自分がやってみたいことを起点に活動して、仲間集めや情報発信をしていうるうちに、自分を必要としてくれる人達に出会って、自然にパラレルキャリがアに繋がっていました。

パラレルキャリアのメリットとデメリットは?

メリットはたくさんあります。「社会の問題点を解決する」というパソナの理念に共感して本業を行っていますが、その事業以外にも社会課題解決のアプローチがたくさんあります。目的に対して、いくつかの方法で自分のスキルやタレントシェアリングができることは、非常にやりがいがあります。また、共通の目的があるので、本業と連携して・・・

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