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INTERVIEWS
自分を極めた生き方
人生のピークは過去ではなく未来にある

─ November 2020

くどう みやこ
トレンドウォッチャー/大人ライフプロデューサー

セイコーエプソン(株)にて、クラシックコンサートやモータースポーツなど、主に企業の文化支援活動行う広告宣伝部へ配属。(株)ナラ カミーチェ・ジャパンにて、広告、ファッションショウ、イベント、記者発表会などの業務に携わる。2002年より、「トレンドウォッチャー」として活動をスタート。流行りもの情報サイト「kiteru」の編集長を務めた後、新たな大人世代のライフスタイルや価値観に着目。「大人ライフプロデューサー」としても精力的に活動。


くどうさんのお仕事・活動内容を教えていただけますか?

「トレンドウォッチャー」と「大人ライフプロデューサー」として活動しています。トレンドウォッチャーとは、トレンドや時流をとらえた独自の視点での情報発信です。メディア出演から番組の企画、商品のプランニングやキュレーション、執筆、講演など、活動の幅は多岐にわたります。大人ライフプロデューサーとは、女性の生き方やライフスタイルに関する研究・調査をメインとした大人のライフスタイルを追求する活動です。どちらかが本業ということではなく、仕事内容によって使い分けています。先に始めたのはトレンドウォッチャーになります。

始めたきっかけは何でしたか?

小さい頃から世の中の「流行」に興味がありました。小学5年生頃には、一人で原宿に買い物に行って、同級生に「今これが流行っている」と話すのが好きでしたね。

社会人になってアパレル企業のプレス担当の時に「これが売れる!」「これを打ち出そう!」と提案したものが次々に当たって「くどうさんが売れるといったものは間違いなく売れる!」と言われました。すると、もっと多くの方に情報を届けたい、という気持ちも生まれました。ですが、その頃の情報源はテレビや雑誌等がメインで、まだ個人が発信する方法はなかったのです。そんな時Windows95がリリースされ「これで世界は大きく変わる!」と思いましたね。それはその時代に生きていた人達みんなが感じたことでしょう。

私も情報発信サイトを立ち上げて、個人でトレンド情報を発信したのが活動の始まりでした。20年くらい前ですね。

会社勤めと両立ですか?

両立は断念しました。その頃、結婚して湘南へ移ったものの、帰りは終電が多く、都内までの通勤がハードだったので、退職してサイト制作の学校へ通いました。自分で発信を始めてみると、そこから仕事のオファーが入り始めたのです。

大人ライフプロデューサーの活動が加わったのは?

幼い頃から、「結婚」して「子供」を産んで「母親」になるイメージを持っていました。でも、肩書きを持って活動しているうちに、途中で休むと、これまでの積み重ねも収入も「ゼロ」になるかもしれない、と不安になり、「今がその時期?」と決断を先送りしていました。

目の前のことを必死にやるうちに40歳になって「子供のいない人生になるかも」とよぎりました。しばらくして子宮の病気が見つかり、子供を産む可能性が絶たれてしまいました。ものすごくショックで、なぜもっと真剣に向き合わなかったのか、と後悔しました。同時に、しっかり受け入れて、自分らしく生きていこう、と決めました。

これからは、「結婚して子供のいる人生がスタンダードではない」。女性の新しいライフコースが増える、と考えました。ですが、調べても文献や発信はほとんどありません。そこで、すべての女性に自分らしく前向きに生きて欲しいとの想いを込めて「大人ライフプロデューサー」の活動を始めました。

これからの女性が活躍するのに必要なものは?

アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)をなくすことに注目しています。例えば・・・

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