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INTERVIEWS

一流ビジネスマンから働く女性にエールを!

自分らしさに自信を持って枠にとらわれず、やり抜く

─ January 2020

神田 昌典
経営コンサルタント/作家/日本を代表する国際的マーケッター/アルマ・クリエイション株式会社 代表取締役/日本最大級の読書会である一般社団法人リードフォーアクション代表理事

上智大学外国語学部卒。ニューヨーク大学経済学修士。ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士。大学3年次に外交官試験合格、4年次より外務省経済部に勤務。戦略コンサルティング会社、米国家電メーカーの日本代表として活躍後、1998年、経営コンサルタントとして独立。2007年総合誌で“日本のトップマーケター”に選出。2012年、アマゾン年間ビジネス書売上ランキング第1位。2014年、米国で自ら開発した行動シナリオ作成法「フューチャーマッピング」の3日間セミナーが開催され、世界から集まった200名から鳴り止まないスタンディングオベーションを受ける。2018年、世界的権威あるマーケティングアワードである「ECHO賞」の国際審査員を務める。現在、ビジネス分野のみならず、教育界でも精力的な活動を行っており、特定非営利活動法人KNOWS、日本生涯学習協議会の理事も務める。


神田さんが今、力を入れている活動を教えていただけますか?

読書会の運営や大学の教育事業など、色々やっていますが、新年度に向けて大事だと考えてやっているのは、個人のUSPを明確にして講座を作るお手伝いになります。

これまでの豊富なキャリアの中で不安等はありましたか?

ないです(笑)。実際キャリアチェンジをされる方の多くは、したいからするのではありません。ベンチャー企業を起こすにも、起こさざるを得ない環境に置かれた結果、起こす人が多いです。しかしそれは、ラッキーなことです。特に今、キャリアが長くなり、定年退職した後、セカンドキャリアが始まる時代になりました。早くからパラレルキャリアを歩むのは必然的になっています。逆に、遅ければ遅いほどリスクが高まる状況です。

結果を出す人の共通点や特徴はどんなことですか?

パラレルキャリアが可能な今、私の周りは、成功者ばかりです。例として「読書会」があります。読書会では、自分の好きな本のファシリテーターとして、場を企画し、テーマ、キャッチコピーを考え、参加費を決め、お客様との関係をしっかり作り上げるなど、起業のトレーニングになります。これにより自分の得意、不得意がわかります。

明確になった「つよみ」を今度は会社にフィードバックすることで、会社側にも喜ばれ本業でチャンスが増えます。実際に、窓際族だった男性は会社のCMOに抜擢されました。また、アパレル販売店トレーナーの女性は、アップルのイノベーション担当になりました。リスクがあるとしたら、何もしないでボーッとしていることですね。

令和に活躍する人はどういう人だと思いますか?

ゼロから1を創り出せる創造的な人は、とても評価が高いと思います。しかし、非常に難しいです。少し前までは、一人でも講師業等で、ある程度独立できました。ところが今、情報を教えるだけでは残念ながらお金になりません。しっかりブランドを作り上げて流通させるには、非常に高いレベルのマーケティング知識が必要です。自分が何をしたいのか、前に立つのか、それともチームの一員として何かを担当していくのか、という発想でいないと、孤立してしまうことが増え、ゼロから職業は作れません。

長期的な視野で全体を見て、まずは自分の好きな分野で、より大きな社会的活動をしている人と集うことです。さらに、これから多くの中小企業が淘汰され企業数が減っていきます。この観点から、・・・

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