紹介記事をお願いされたら?

ライティング術担当の吉田和歌子(wacoxxx)です。
「今度こんなイベントをするのでシェアしてもらえませんか?」そんなお願いを受けたとき、あなたならどうしていますか?

  • その人を応援したいから快諾して紹介する
  • 誰でも、どんな内容でも快く引き受けてさらりと紹介できる
  • うまく伝えられるか正直心配だけど、その人を応援したいから頑張って紹介する
  • 紹介してあげたいけど、うまく書けるか不安なのでお断りする
  • 本当は紹介したい内容でないときもあるけど、お付き合いがあるので紹介する
  • 紹介はしないと決めているのでお断りする

どれも間違いではありませんし、自分なりのルールがあって良いと思います。私自身は、「ライティングを生かして力になれたら」と思い、昔はお受けして紹介していました。しかし最近は、純粋にお仕事が増えたこともあり、すべてをお受けするのは簡単ではなくなったので、状況によってお断りする場面も出てきました。

そこで今回は、私なりの【お受けする基準】と【記事を書くときのポイント】についてお話しします。

お受けする基準

1. 純粋にシェアしたいと思える内容か?

とてもシンプルなのですが、一番大事だと思っています。言い換えれば、イベントの目的やその人の想いに共感できるかどうか。そこが無いと、私自身の想いが言葉に乗らないと考えているからです。コピーライティングのお仕事でも、まずはその人や商品をしっかりリサーチして好きになることから始めます。

2. 自分のブランディングからズレがないか?

これは以前にメンターからアドバイスいただいたものです。紹介することで、それまでのブランディングとズレが生じ、読んだ人が違和感を覚えないか? また、滅多にありませんが、紹介したがために、あなた自身のイメージダウンにつながらないか?

ビジネス仲間や友人であっても、その先のあなたのブランディングにずっと関わってきますので、ここは少しシビアに検討する目を持っても良いかと思います。

これらの問いがOKなら、まず自分の中で「お受けする」と決めます。その上で、

3. そのイベントのターゲットを確認する

ターゲットが分かっていないと、そもそも書けませんし、もし書いたとしても必要な人に届きません。どんな記事でも、書く前に必ず決めておくべきことです。

4. 自分のフォロワーさんと合うか検討する

自分のフォロワーさんの傾向を知っている前提になりますが、自分のタイムラインで紹介するのであれば、フォロワーさんが紹介内容に興味を持たれるかどうかを検討します。

これらもOKであれば、正式にお受けします。

記事を書くときのポイント

1.紹介文の見本のまま掲載しない

紹介文の見本をもらったとしても、そのまま使うよりは自分なりのアレンジを加えた方が響きやすくなります。その際、自分が発信する “意味” や “意義” を考えると良いでしょう。自分のビジネスと繋がりがある、または、自分のエピソードと絡ませる、などの視点で考えると書きやすいと思います。

2. ターゲットのベネフィットを伝える

イベントの内容そのものも大事ですが、それよりも、読み手となるターゲットにとって、そのイベントに参加すると、どんな良いことがあるのか? いわゆる “ベネフィット” を伝えてあげましょう。

どんな記事でも、読み手は「自分にとって得か?」「自分にとってメリットがあるか?」という視点で、本能的に読む記事を選んでいます。

3. CTA(行動喚起)を分かりやすく記載する

「参加するためには何をしたら良いのか?」を分かりやすく記載しましょう。記事を読んでせっかく参加したい気持ちになっても、具体的な参加方法が分かりづらかったら、そこで離れてしまいます。

「コメント欄に『参加希望』とコメントください」「参加をご希望の方は、コメント欄のリンクをタップしてください」など、誰が読んでも同じ行動を取るレベルで、具体的に記載するのがポイントです。

もし、紹介記事をお願いされてお困りになったことがあるなら、参考にいていただけると幸いです。

投稿者プロフィール

吉田和歌子
吉田和歌子個人起業家 発信力サポーター
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“想い”を“言葉”に
その“言葉”が未来をつくる
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14年間の広告・編集業界を経て2018年にフリーに。
現役ライターとして活動中。
1,000人以上を取材してきた【取材力】で魅力を120%引き出し、ありありとイメージさせる【文章力】で心を揺さぶるのが得意。
10,000人以上の添削&修正してきた【ライティングスキル】を生かし、
個人起業家の《発信力アップ》をサポートするライティング講座を開講。
プライベートでは、元バックパッカーのマイペース夫とおじいちゃんのような5歳男児と悲喜こもごもを共にしている。
パラレルキャリア専門エール通信

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