支援ボランティア部門の石川です。
点字と墨字が合体した読めるフォントがあるのはご存知ですか?
ほとんどの人が外出先で点字を見たことがあると思います。ですがその割合で考えると、圧倒的に点字が少ない事に気がつきます。点字は指で触れることを考慮すると高さが限られます。それに加え墨字とは別にスペースが必要な為、現状では公共の場でも限られた場面でしか実装されていません。情報が限りなく少ないといえます。
この問題に向き合い、点字と墨字を組み合わせたフォント「※ユニバーサル書体」の開発に取り組んでいる方がいます。
※点字と墨字が一体となった欧文・和文書体「Braille Neue/ブレイルノイエ」
この書体は「ア」の文字の中に「ア」の点字を組み合わせているのでスペースをとりませんし、同じ空間にいる目の見える人と見えない人へ同時に情報を伝えることが可能です。点字が読めなくても、墨字が読めなくても、このフォントで同じように読むことができる!心の距離がグッと縮まる感じがします。
文字と点字が共存するフォントを知り心が温まりました。実際に過去晴眼者と視覚障害者との参加型イベントが行われた際は、このフォントがきっかけで対話が増えたそうです。
社会が障害を生んでいないか?
温かい社会を創っていくのは自分達自身である。
忘れずにいたいですね!
ブレイルノイエ プロジェクト
Braille Neue Projectは、晴眼者が使う墨字と視覚障がい者が使う点字が一体になった、目でも指でも読めるユニバーサルな書体「Braille Neue」の制作・普及を行っていくプロジェクト。
※2019年1月、渋谷区役所のトイレ案内図に採用。その他、渋谷公会堂、渋谷ヒカリエ等の公共・商業施設、電通本社にも使われている
今回の記事で感じたことなどあれば是非コメントで教えてください
^^
投稿者プロフィール
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美容業界26年、述べ3万人以上の女性の悩みに携わる。角膜潰瘍で2度の緊急入院を経験したことで、予防美容に力を入れ健康美をサポートをしています。
(https://www.kogaoesthe.com/)
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