教養部門ー支援ボランティア ー担当 石川ひろこです。
前回はバリアフルレストランの事例から「障害は社会が生んでいる」をお伝えしました。今回は読み書きが困難な男の子のお話です。
学習障害は、本格的な学習に入る小学生頃まで判断が難しいと言われています。特定のことを除けば発達の遅れは見られないため
- 努力不足
- 勉強不足
で片付けられてしまい、支援の必要性が認知されにくい障害です。
読みに関していえば、
- 文字が読みにくい(特に明朝体)
筆記に関しては
- とても時間がかかる
- バランスよく書けない
→板書に時間がかかり授業についていけなくなる
といった具合です。
従来の教科書メインの授業や宿題では、時間がかかるだけで内容を理解するまでに疲弊し、次第に、一生懸命、努力しているのに生きてる価値がない、と感じるようになったといいます。幸い彼は「DO-IT Japan」を知りiphoneを活用する事で、存分に勉強に取り組めるようになります。ですが学校の理解を得るのは簡単ではなかったようです。
◎ ゴシック体だと読みやすい
◎ iphone等なら勉強できる
出来る方法を一緒に考えていくことは、とても大切に思います。
6年前のTED✕kidsですが、学習方法が選べるようになればと語る彼の発表です。「障害は社会の中にある」という言葉が特に印象に残りました。
※TED(Technology Entertainment Design)
世界中の著名人によるさまざまな講演会を開催・配信している非営利団体
大人になれば音声入力やスマホでメモなど活用できますが、これを必要としている子供の意見はどこまで聞き入れられてるのでしょうか?
こうした事例を知ることで、声をあげることや、耳と心を傾けることの勇気と優しさ、少しづつ持ち合わせていきたいです。
※DO-IT Japanも興味を持たれた方はぜひ検索してみてください。
今回の記事で感じたこと。何かあれば是非コメントで教えてください^^
投稿者プロフィール
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美容業界26年、述べ3万人以上の女性の悩みに携わる。角膜潰瘍で2度の緊急入院を経験したことで、予防美容に力を入れ健康美をサポートをしています。
(https://www.kogaoesthe.com/)
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