健康部門 漢方と食 担当、たかぎなおこです。
現在は企業で薬剤師としてお仕事しています。私も含めなかなか健康について意識的に考えることが少ない方が多いので、このコラムでご自身の健康を考える機会がもてればと思っています。
昨日あたりからめっきり寒くなりました。寒くなるとますます動かなるので、むくみや血栓や動脈効果など効果がある食材をお伝えします
^_^
さて、皆さんは「漢方はなんですか〜?」と聞かれたらどう答えますか?
「うーん、すぐ効果はないけどなんかからだにいいものかなぁ」という印象の方が大半ではないでしょうか。漢方の考え方は心も体も連動しているので、体の症状にでているもだけ診るのでなく、心身両方を診て治癒することにあたります。気圧の変化で頭痛がしたりする人いますよね。『人間の体も自然の一部』なんです!その現象が気圧の変化と体が連動してるんですね。漢方の中で、食事を通して足りないもの、多いもの調整して健康増進や治癒の手助け、病気予防に役立つのが『薬膳』です。皆さんが普通に召し上がってるもの、ほとんど薬膳になるんです!(加工食品は該当しませんが)
そして今回のおすすめの食材は「小豆」。水毒(水が体に貯まりやすく悪さをする)、瘀血(血の流れが滞りやすい)、血虚(体内の血の量が不足気味)の方におすすめです。
小豆の作用は水の代謝を助ける食材で、利尿作用や解毒作用があるので、むくみ解消にピッタリです。デスクワークの方は特に下半身むくんでませんか?また小豆に含まれるサポニンは脂質の酸化を抑える働きがあるので、血栓や動脈硬化予防があると言われてます。さらにさらにビタミンB1が豊富なので疲労回復にも効果発揮してくれるようです。これからはぜんざいやおはぎ、赤飯などが小豆を気軽にとりやすいですね。
他国では甘くない小豆レシピたくさんありますが、日本ではイメージ的にデザートの印象です。(私個人の印象です。)皆さん、小豆食べてみてくださいね♡
最後までお付き合いありがとうございました。寒くなりましたので寒暖差に気をつけて下さい。
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