ご紹介やお誘いのマナー

教養部門 グローバルマナーライターの砂田ちなつです。
コロナの影響でプライベートでもビジネスでも直接お会いする機会は減ったとは言え、何かのきっかけで人をご紹介されることがあると思います。本日はそうしたご紹介やお誘いのマナーについてお伝えします。

パラレルキャリア

実はつい最近、私自身が失敗をしてしまい、とても後悔した事がありました。今回はその体験談も踏まえてお伝えします。

誰かをご紹介していただいた時は、必ず目的が完了するまで逐一報告する

例えばAさんのお友達Bさんが、フラワーアレンジメントをオーダーで作ってくれる人を探していました。そこでAさんはBさんにCさんを紹介しました。その後はBさんとCさんとの打ち合わせなどのやり取りとなるのですが、できれば進捗状況をご紹介くださったAさんにCさんは報告するのをオススメします。間に入っているAさんに状況を説明することで、安心感と信頼感が増します。そしてトラブルが発生した時にもいち早く対応ができ被害などを最小限に抑えられます。

先日私もお客様を友人からご紹介をしていただき様々なやり取りがあったのですが、私からの報告だけでなく、お客様も友人に進捗状況を報告されていました。

ホストやホステスが居るパーティーや食事会では勝手に参加者同士で連絡先の交換をしてはいけない

意外と知らずにやってしまうのがこちらです。ホストやホステスが居るパーティーや食事会では、その会の全てを取り仕切り、誰に誰を紹介するかなどを考えていらっしゃいます。それなのにお知り合いになりたい方に直接連絡先の交換をしては、主催者に対して失礼になります。主催者は目配り気配りをして、参加されている方々を上手く引き合わせてご紹介をする役目があります。

私はこれを忘れてしまいました。

7月に開催したセミナーでお呼びした先生に、ご参加されていた方をご紹介するとお約束していたのに忘れてしまったのです。フリータイムがありご紹介予定の方とは挨拶を交わされていたので、私はそのままお互いで連絡先の交換をされるものだと思ってしまい、正式なご紹介をしませんでした。セミナー終了後に指摘され、「そうだった!私は今回ホステスとしてご紹介の役目があったのに忘れてしまっていた。」と気付いたのですが遅すぎました。人の出会いは一期一会。すでにご紹介しようとしていた方は帰宅されていました。

「勝手に参加者同士で連絡先の交換をしてはいけない」というルールをご存知の方は、ご自分から決してお声がけはしません。主催者である私の大失態でした。

ご紹介者を抜かしてお誘いをするのはルール違反

紹介者を介さずに、紹介された方と一緒にビジネスを始めたりイベントに参加されたりしてはいけません。親しくなり意気投合したからと言って、紹介者を介さずに物事を進めてしまうのは、紹介者に対して失礼になるので気を付けたいものです。かつては私も知らずにそのようなルール違反をしており、今になって失礼な振る舞いをしていたと反省しています。

今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました。コラムに取り上げるテーマのリクエストもお待ちしております!今回の特典動画は「薄手の羽織物のエレガントな脱ぎ着の方法」についてです。

投稿者プロフィール

砂田ちなつ
砂田ちなつAtelier Juillet 代表
◆女性をファッション、マナー、メイク、立ち居振る舞い、プロフ写真撮影からマインド設定まで“砂田ちなつ流 オールインワンブランディング”でサポートし、『なりたい』自分にブラッシュアップできるサロンオーナー
◆趣味は旅行で、18か国 52都市を今までに訪問
◆フランス、イタリアなどの大使公邸でのパーティーやお茶会へも毎年参加
◆戦略的SNSブランディンディングの専門家
 集客を不要にする継続サポート納品中
◆エールプロジェクトbyパラレルキャリア推進委員会
 ライター「グローバルマナー部門」担当
(https://www.a-juillet.com/)
パラレルキャリア専門エール通信

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