周りにある自然を感じてみよう

教養部門 ライフスタイルライターの下河内優子(しもかわちゆうこ)です。
皆さんはどのぐらい季節の移り変わりを感じていますか?

私は普段は大阪市内の大手金融系企業で会社員をしています。

9時から17時30分までが定時です。窓も開かない、ブラインドで日を遮っている会社にいると今、晴れているのかどうかさえわからずに過ごしています。最近、午後からお休みをとって自宅に帰るとき、自転車に乗りながら、日差しの強さや気温の高さ、新緑の青さに、空の美しさに感動しました。季節が確実に夏に向かっているのを感じました。

私が帰るときは暗く、子供達もすでに帰宅しています。わが子は誰もいない家にどんな顔をして帰ってきているのだろう? どんな風に過ごしているのかな? この季節の移り変わりに気づいているのかな? そんなことを考えながら、わが子の近況を聞いていないことに気づきました。

日本の企業はまだまだ拘束時間が長く、定時で帰っても18時や19時。残業をしてしまうと、さらに遅くなり夜ご飯を食べ始めるのが20時なんてことも十分あり得ます。慌ててご飯を作って食べ、お風呂に入らせて宿題を確認したらもう22時で早く寝かさなきゃ!と1日が慌ただしく過ぎていきます。さらにパラレルキャリアの時間を捻出しようとすると、時間はなくて当たり前。家族団欒の時間はいつ取るの? 私は何のために働いているの? そんな疑問が頭を過ります。

目の前の仕事や、やるべき家事、子育てなどに追われているとついつい視野が狭くなり周りの人が輝いて見えて、焦りや不安に襲われませんか? そんな時は身近にある自然に目を向けてください。

晴れ渡った空、公園の緑、道端の草花、自然はコロナや人間の都合に関係なく、確実に季節を移り変わらせています。そんな自然に目を向ける余裕がある自分でいる。これだけでほんの少し豊かに気持ちになれますよ。

投稿者プロフィール

下河内優子
下河内優子時短術コンサルタント
自由を手に入れるための時短術や、自分の人生を生きるための講座やイベントを開催。
(https://ameblo.jp/katadukesuki/)
パラレルキャリア専門エール通信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です